特許
J-GLOBAL ID:200903001446340230

多気筒エンジンのアイドル安定化制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-310960
公開番号(公開出願番号):特開平9-151774
出願日: 1995年11月29日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 空燃比がリーン状態であっても最適なアイドル安定化制御を行う。【解決手段】 アイドル時、空燃比フィードバック制御が中止され、O2 センサの活性時、且つO2 センサの出力値に基づき空燃比が確実にリーン状態にあると判断される時にのみ、修正係数kを0.8に設定し(S17)、又空燃比フィードバック制御中、或いは空燃比フィードバック制御が中止されていてもO2 センサの不活性時(エンジン低温状態)、或いは空燃比がリーン以外の時には、修正係数kを1.0に設定する(S14)。そして、気筒#iの燃焼状態を表す燃焼前後の差回転数ΔNe#iに基づき燃料噴射量、点火時期を補正するためのアイドル安定化燃料補正値FID、アイドル安定化点火時期補正量θIDを設定し(S19)、これら補正量を修正係数kにより修正して、当該気筒に対する燃料噴射量及び点火時期を夫々補正するアイドル安定化係数KFID#i ,KθID#iを設定する(S20)。
請求項(抜粋):
各気筒毎に燃焼前後の所定クランク角毎にエンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、運転状態に基づきアイドル時か否かを判別するアイドル判別手段と、アイドル時、燃焼状態検出対象気筒の燃焼前後のエンジン回転数から当該気筒の燃焼状態を表す差回転数を算出する差回転数算出手段と、アイドル時、空燃比フィードバック制御中か否かを判断する空燃比制御状態判別手段と、空燃比フィードバック制御が中止されているときには排気系に設けた酸素センサが活性しているかを判断する活性判別手段と、上記酸素センサが活性化しているときには、該酸素センサの出力値に基づき空燃比がリーンかを判断する空燃比判別手段と、上記差回転数が大きい程、上記気筒に対する燃料噴射量と点火時期との少なくとも一方を大きく補正するアイドル安定化係数を設定すると共に、空燃比フィードバック制御が中止され且つ空燃比がリーンのときには上記アイドル安定化係数を空燃比フィードバック時に設定するアイドル安定化係数よりも小さい値に設定するアイドル安定化係数設定手段と、上記アイドル安定化係数にて当該気筒に対するアイドル時の燃料噴射量と点火時期との少なくとも一方を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする多気筒エンジンのアイドル安定化制御装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 330 ,  F02D 41/16 ,  F02P 5/15
FI (3件):
F02D 45/00 330 ,  F02D 41/16 P ,  F02P 5/15 E

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