特許
J-GLOBAL ID:200903001447126780

三方口バタフライ弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-122861
公開番号(公開出願番号):特開平7-332511
出願日: 1994年06月03日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 三方口のバタフライ弁において、流体抵抗を極めて小さくし、流体の分流、混流又は制御する場合においても流体の衝突及び濁流がなく、確実なシール性を保持すること。【構成】 三方向に流体出入口31,32,33を有する本体30に、外径を真円の球面に形成し且つ一方の端部を断面魚尾状に厚さを漸増した1個の弁体35を、本体中央部を貫通する弁棒36によって支持し、本体30を弁棒に直角方向に二分割すると共に、出入口の口径を等しくしてT字形に形成し、三方向の出入口の交点を含む周縁部及び弁体35の回動時にその外径球面部と当接摺動する本体内面の弁座34部分に、当接面を球面状に形成した弾性体からなる密封部材を金型により精密に加硫成型する。【効果】 ON-OFF用弁として及び中間開度で制御用弁として使用する分流弁又は混流弁において、流体抵抗が極めて小さく、特に中間開度において流体の衝突、濁流がなく、シール性も確保される。
請求項(抜粋):
三方向に流体出入口を有する本体に弁体を設け、流体の流路切換え及び制御を行えるようにした三方口バタフライ弁において、上記弁体を、本体の中央部を貫通する弁棒に軸支され外径を真円の球面に形成し且つ一方の端部を断面魚尾状に厚さを漸次大きくした1個の円板状の弁体によって構成し、上記本体を、弁棒に直角方向に二分割すると共に、流体出入口の口径を等しくし且つT字形に形成し、上記三方向の流体出入口の交点を含む周縁部にそれぞれ弁座を形成すると共に、上記弁体の魚尾状端部との摺動面に全面に亙って弁座を形成し、弁体の中間開度において流体同士の衝突及び濁流の発生を防止するようにしたことを特徴とする三方口バタフライ弁。

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