特許
J-GLOBAL ID:200903001448211861
像振れ補正装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-146724
公開番号(公開出願番号):特開2005-326776
出願日: 2004年05月17日
公開日(公表日): 2005年11月24日
要約:
【課題】撮影状況に応じて防振特性を変更する場合に、光学系に加わった振動を検出する角速度センサを、高周波領域の振動に対する出力特性の優れた角速度センサと、低周波領域の振動に対する出力特性に優れた角速度センサとで目的の防振特性に応じて切り替えることによって、撮影状況に応じて適切な像振れ補正を行うことができる像振れ補正装置を提供する。【解決手段】パン/チルト動作が行われていない場合には、低周波領域の振動に対する像振れ補正を重視した防振特性となるようにHPF12及びLPF18の特性を設定すると共に、低周波領域の振動に対する出力特性に優れた角速度センサ2を有効な角速度センサとして使用する。パン/チルト動作が行われている場合には、高周波領域の振動に対する像振れ補正を重視した防振特性となるようにHPF12及びLPF18の特性を設定すると共に、高周波領域の振動に対する出力特性に優れた角速度センサ1を有効な角速度センサとして使用する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
像を結像する光学系と、前記光学系に加わった振動を示す振れ信号を出力する振れ信号出力手段と、前記像を変位させる像変位手段と、前記振れ信号出力手段により出力された振れ信号に基づいて前記光学系に加わった振動に起因する像振れを打ち消すように前記像変位手段により像を変位させる像振れ補正手段と、を備えた像振れ補正装置において、
前記振れ信号出力手段により出力された振れ信号に対して前記像振れ補正手段及び前記像変位手段により有効に像振れを補正する周波数領域として、低周波領域を含める撮影構図固定時モードと、該低周波領域を含めない撮影構図変更時モードとに切替えるモード切替手段を備え、
前記振れ信号出力手段は、
前記光学系に加わった振動の周波数領域のうち高周波領域に対する振れ信号の出力特性に優れた第1の振動検出センサと、
前記光学系に加わった振動の周波数領域のうち低周波領域に対する振れ信号の出力特性に優れた第2の振動検出センサと、
前記第1の振動検出センサと前記第2の振動検出センサのうち、前記モード切替手段によって前記撮影構図変更時モードが選択された場合には前記第1の振動検出センサを有効にし、前記モード切替手段によって前記撮影構図固定時モードが選択された場合には前記第2の振動検出センサを有効にするセンサ切替手段と、
を備えたことを特徴とする像振れ補正装置。
IPC (2件):
FI (4件):
G03B5/00 G
, G03B5/00 F
, G03B5/00 J
, H04N5/232 Z
Fターム (5件):
5C122DA03
, 5C122DA04
, 5C122EA41
, 5C122HA78
, 5C122HB01
引用特許:
出願人引用 (3件)
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像ブレ防止装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-325546
出願人:富士写真光機株式会社
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防振用補正レンズの支持構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-297414
出願人:富士写真光機株式会社
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特許第3186219号公報
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