特許
J-GLOBAL ID:200903001450125913

自動利得制御増幅回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-333383
公開番号(公開出願番号):特開平7-193765
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、簡素な回路規模で集積化を容易にすることができる自動利得制御増幅回路を提供することを目的とする。【構成】 入力信号u0,-u0の強度により制御電圧V1を変化させ得るところの制御回路16を設けたことにより、トランジスタQ1,Q2などからなる差動型の利得制御増幅回路の利得を自動的に制御できる構成をとっている。
請求項(抜粋):
差動回路を形成する第1、第2のトランジスタと、上記第1のトランジスタのコレクタにエミッタが接続された第3、第4のトランジスタと、上記第2のトランジスタのコレクタにエミッタが接続された第5、第6のトランジスタと、上記第1のトランジスタのベースに接続された第1の入力端子と、上記第2のトランジスタのベースに接続された第2の入力端子と、上記第3及び第5のトランジスタの各コレクタに接続された第1の差動増幅用出力端子と、上記第4及び第6のトランジスタの各コレクタに接続された第2の差動増幅用出力端子とを備えた自動利得制御増幅回路において、コレクタ及びエミッタが各々共通に接続され且つ上記第1及び第2の入力端子がそれぞれベースに接続された第7、第8のトランジスタと、上記第7、第8のトランジスタのエミッタにエミッタが接続された第9のトランジスタと、上記第7、第8のトランジスタのコレクタ又は上記第9のトランジスタのコレクタのいずれか一方に接続された第1の制御電圧用出力端子と、上記第1の制御電圧用出力端子と接地間に接続されたコンデンサと、第2の制御電圧用出力端子を有し、上記第1の制御電圧用出力端子には第1の制御電圧が発生し、上記第2の制御電圧用出力端子には第2の制御電圧が発生し、上記第1、第2の入力端子に入力される信号強度の変化により上記第1、第2の制御電圧のうち一方の値が他方の値を越えない範囲で第1の制御電圧が変化する制御回路を更に備え、上記第3及び第6のトランジスタのベースに上記第1の制御電圧が付与され、上記第4及び第5のトランジスタのベースに上記第2の制御電圧が付与されることによって、上記第1、第2の差動増幅用出力端子に、それぞれ利得制御された第1、第2の出力電圧が発生することを特徴とした自動利得制御増幅回路。

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