特許
J-GLOBAL ID:200903001450299059

一体性の改良された直鎖状ポリエステルに転化し得る大環状ポリエステル組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-297651
公開番号(公開出願番号):特開平6-228291
出願日: 1993年11月29日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 大環状ポリエステルオリゴマーを出発物質とし、曲げ強さに優れ、亀裂を生じにくく、耐溶剤性をも備えたポリエステル成形品を提供する。【構成】 (A) 大環状ポリエステルオリゴマーに、(B) 第2のポリ(ジカルボン酸アルキレン)を含め、溶融熱を60J/g 以下に抑えることにより結晶化度を抑制制御する。この組成物はスズ系等の重合触媒の存在下で一体性に優れたポリエステルに転化する。(B) としては、ポリ(イソフタル酸エチレン)やポリ(テレフタル酸 1,4-ブチレン)が好適であり、量は8〜25モル%が適正である。本組成物は、ガラス繊維等に含浸させることにより強化複合材として使用され得る。
請求項(抜粋):
(A) 少なくとも1種の大環状ポリ(テレフタル酸 1,4-ブチレン)オリゴマーに、(B) 少なくとも1種の、大環状あるいは直鎖状の、第二のポリ(ジカルボン酸アルキレン)を併せ含んで成り、試薬(B) は当該組成物の溶融熱を60J/g 以下の値に低下させるに効果的な量で存在する、組成物。
IPC (3件):
C08G 63/183 NMZ ,  C08K 7/02 ,  C08L 67/02 KKF

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