特許
J-GLOBAL ID:200903001450646204

腹膜透析液回収・再生方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-302388
公開番号(公開出願番号):特開平11-137672
出願日: 1997年11月05日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 腹膜透析液のグルコースによる副作用をなくすための改良法。【解決手段】 腹膜透析法における透析液の浸透圧剤として、腹膜透析排液中の血漿蛋白自身を濃縮使用する方法であって、腎機能不全患者の腹膜透析排液より、(1) 固形異物を濾別、分離し、(2) 好ましくは、半透膜による低分子量物質の除去と、高分子量溶質の濃縮、及び希釈液による希釈の後、得られた高分子量溶質溶液より溶質の一部を析出させて濃厚懸濁液の状態とし、(3) 該懸濁液を再溶解して該高分子量溶質の高濃度溶液とし、(4) 電解質塩を混合し、透析液を再生する。または上記 (2)、 (3)の代わりに、(2')該濃縮液を冷却し、溶媒の一部を凍結させ、(3')残りの母液を凍結分画と分離することからなる腹膜透析液回収・再生方法、及び上記方法を実施するための装置。
請求項(抜粋):
腎機能不全患者の腹膜透析排液より、(1)固形異物を濾別、分離し、(2)得られた高分子量溶質溶液より溶質の一部を析出させて濃厚懸濁液の状態とし、(3)該懸濁液を再溶解して該高分子量溶質の高濃度溶液とし、(4)電解質塩を混合し、透析液を再生することを特徴とする腹膜透析液回収・再生方法。

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