特許
J-GLOBAL ID:200903001454035510

記憶装置の記憶容量拡張方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-248712
公開番号(公開出願番号):特開平8-087452
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 アドレッシングハードウェアアーキテクチャを変更せず、仮想計算機でのプログラム互換性をも保持し、記憶装置の容量拡張を実現することにある。【構成】 記憶モジュール1〜Nを選択するために、浮動アドレスレジスタ指定レジスタ(以下、指定レジスタ)アレイ660に指定レジスタを仮想計算機に割り当てられた領域ID毎に持たせ、各指定レジスタに対して浮動アドレスレジスタ(以下、レジスタ)0〜nを実計算機のアーキテクチャで規定された最大アドレス迄指定可能な数だけ対応させ、領域IDの値で指定レジスタを選択し、その内容である該指定レジスタに対応する仮想計算機の記憶領域の先頭アドレスに対応するレジスタ番号に記憶装置アドレスの上位アドレスを加算した値でレジスタを選択し、取り出された記憶モジュール番号を記憶装置に送出し、該番号で選択された記憶モジュールを記憶装置アドレスの下位アドレスでアクセスする。
請求項(抜粋):
中央処理装置と記憶装置を備え、該中央処理装置上で複数の仮想計算機が動作する情報処理装置における記憶装置の記憶容量拡張方式であって、前記記憶装置は複数の記憶モジュールから構成され、前記仮想計算機の中央処理装置は、該仮想計算機の識別子である領域IDと記憶装置アドレスとを発行して前記記憶装置をアクセスし、前記領域ID対応に設けられ、記憶領域の記憶容量と該記憶領域の先頭アドレスに対応する浮動アドレスレジスタ番号を保持する浮動アドレスレジスタ指定レジスタからなり、前記仮想計算機の中央処理装置の発行した領域IDを受け、該領域IDに対応する浮動アドレスレジスタ指定レジスタを選択し、選択された該レジスタの保持内容を出力する浮動アドレスレジスタ指定レジスタアレイと、前記複数の記憶モジュールの個数だけ設けられ、記憶モジュール番号を保持する複数の浮動アドレスレジスタからなる浮動アドレスレジスタ群と、前記浮動アドレスレジスタ指定レジスタアレイから出力される前記記憶領域の先頭アドレスに対応する浮動アドレスレジスタ番号と前記発行された記憶装置アドレスの上位アドレスとを加算する加算手段と、該加算手段の出力に基づき前記浮動アドレスレジスタ群から浮動アドレスレジスタを選択しその保持内容の記憶モジュール番号を出力させる選択手段を備え、前記仮想計算機の中央処理装置から記憶装置アクセスが要求され、前記領域IDと記憶装置アドレスが発行されたとき、前記加算手段の出力に基づき前記選択手段で選択出力された浮動アドレスレジスタの保持内容である記憶モジュール番号と前記発行された記憶装置アドレスの下位アドレスにより記憶装置をアクセスすることを特徴とする記憶装置の記憶容量拡張方式。
IPC (2件):
G06F 12/10 ,  G06F 12/02 570
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-160160

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