特許
J-GLOBAL ID:200903001454441623

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-006136
公開番号(公開出願番号):特開2009-166629
出願日: 2008年01月15日
公開日(公表日): 2009年07月30日
要約:
【課題】暖房時のバイレベルモードにおける消費電力を低減することができる車両用空調装置を提供する。【解決手段】車両用空調装置は、空調ケース1の内部に、凝縮器22に加え、通電されることにより送風空気を加熱するPTCヒータ40と、を備えている。そして、制御装置は、暖房運転におけるバイレベルモード時に凝縮器22によって送風空気を加熱するとともにPTCヒータ40に通電する。このように凝縮器22およびPTCヒータ40による送風空気の加熱を併用するバイレベルモードを実施するため、凝縮器22を通過する空気風量が低下することに伴う凝縮器22の冷却能力低下というバイレベルモード特有の現象を改善し、装置全体の消費電力を省電力にすることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
冷媒を吸入し吐出する圧縮機(21)と、前記圧縮機(21)から吐出された冷媒が流入して放熱し暖房運転時に車室内へ送風される空気を加熱する加熱用熱交換器(22)と、前記暖房運転時に前記加熱用熱交換器(22)で冷却された冷媒を減圧する減圧装置(24)と、前記暖房運転時に前記減圧装置(24)で減圧された冷媒を蒸発させる室外熱交換器(25)と、を有するヒートポンプ式冷凍サイクル(20)を用い、前記車室内を空気調節する車両用空調装置であって、 一方側に空気取入口(3,4)が形成され、他方側に、車室内の乗員の上半身に向けて送風されるフェイス吹出し風が通過するフェイス吹出し開口(12)および前記乗員の足元に向けて送風されるフット吹出し風が通過するフット吹出し開口(11)が形成され、前記空気取入口(3,4)と前記両吹出し開口(11,12)との間に前記送風空気が通過する通風路(6,7)を有する空調ケース(1)と、 前記空調ケース(1)の内部に設けられ、通電されることにより前記送風空気を加熱する電気式補助加熱手段(40)と、 を備え、 前記暖房運転における前記フェイス吹出し風および前記フット吹出し風を提供するバイレベルモード時に、前記加熱用熱交換器(22)によって前記送風空気を加熱するとともに前記電気式補助加熱手段(40)に通電することを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/03
FI (3件):
B60H1/22 611D ,  B60H1/03 C ,  B60H1/22 651C
Fターム (9件):
3L211AA10 ,  3L211BA02 ,  3L211DA25 ,  3L211DA50 ,  3L211EA51 ,  3L211FA23 ,  3L211FA31 ,  3L211FB05 ,  3L211GA49
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-322010   出願人:日本電装株式会社

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