特許
J-GLOBAL ID:200903001455439169

スピンドル装置におけるドローバの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-182554
公開番号(公開出願番号):特開平6-023610
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】スピンドル装置に必要な流体装置や流体経路の構成を簡略なものとすることができると共に、効率よくドローバを駆動することができるドローバの駆動装置を提供する。【構成】スピンドル装置のドローバ28を駆動する流体圧シリンダ36のピストン39をドローバ28に連結する。ピストン39の内部を通ってスピンドル軸14の内部に至る加工液供給路43を形成すると共に、加工液供給路43から分岐されて流体圧シリンダ36の流体室42に至る加工液供給路44を形成する。その分岐箇所にスプールバルブ54を設ける。増圧手段79を備えた加工液供給手段74を加工液供給路43に接続する。増圧手段79により増圧した加工液を加工液供給路43に供給すると加工液が流体室42にのみ供給され、その液圧により流体圧シリンダ36がドローバ28を駆動する。
請求項(抜粋):
工具ホルダーをテーパ嵌合により着脱自在に挿着するテーパ穴を先端部に有する回動自在なスピンドル軸と、該スピンドル軸の後端部から前記テーパ穴に向かって同心に貫設された貫通穴と、該貫通穴にその後端部から前記テーパ穴に向かって移動自在に挿入され、該テーパ穴に接近する所定の前進位置に移動された時に前記工具ホルダーを前記テーパ穴に挿脱自在に開放し、且つ該テーパ穴から離反する所定の後退位置に移動された時に前記テーパ穴に挿着された工具ホルダーを挿脱不能に係止する係止部を先端部に有するロッド状のドローバと、前記ドローバを前記後退位置に付勢する付勢手段とを備えたスピンドル装置において、前記工具ホルダーを前記スピンドル軸から挿脱可能な位置に前記ドローバを移動させるドローバの駆動装置であって、前記スピンドル軸の後部側に該スピンドル軸と同心に設けられ、内部に形成された流体室に供給される流体圧によりピストンを介して前記ドローバを先端部側に押圧して移動させる流体圧シリンダと、前記スピンドル軸に挿着された工具ホルダーに加工液を供給すべく前記スピンドル軸の後部側から先端部側に向かって該スピンドル軸の内部を通って形成された第1加工液供給路と、前記流体圧シリンダのピストンを前記ドローバに押圧する流体室に接続された第2加工液供給路と、前記第1及び第2加工液供給路に接続された加工液供給手段と、該加工液供給手段に備えられ、加工液の液圧を前記ピストンの駆動圧に増圧する増圧手段と、該増圧手段により加工液の液圧が増圧された時に該加工液を前記第2加工液供給路にのみ連通させる弁手段とを備えたことを特徴とするスピンドル装置におけるドローバの駆動装置。
IPC (2件):
B23B 31/24 ,  B23B 31/117

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