特許

J-GLOBAL ID：200903001466034632

粒子分散型調光素子

発明者： 福井 昭夫 ,  岡元 敏郎 ,  戸島 和夫 ,  臼杵 有光 ,  竹内 久人 ,  岡田 茜
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社 ,  株式会社豊田中央研究所
代理人 (1件)： 大川 宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-144766
公開番号（公開出願番号）：特開平7-005503
出願日： 1993年06月16日
公開日（公表日）： 1995年01月10日
要約：

【要約】【目的】多環式芳香族化合物の陽イオンと3沃素陰イオンとから構成される錯体結晶からなる偏光性粒子を用いて、耐紫外線性に優れた粒子分散型調光素子とする。【構成】一対のガラス基板1、2の間に少なくとも一つの窒素原子と少なくとも3つの環が縮合した芳香族環とを有する多環式芳香族化合物の陽イオンと3沃素陰イオンとから構成される錯体結晶6を封入してなり、少なくとも光が入射する側の前記ガラス基板の少なくとも一表面に紫外線遮蔽膜11を備えたことを特徴とする。紫外線遮蔽膜により錯体結晶に紫外線が照射されるのが防止され、長寿命化することができる。

請求項（抜粋）：

所定間隔を隔てて対向する一対のガラス基板の間に少なくとも一つの窒素原子と少なくとも3つの環が縮合した芳香族環とを有する多環式芳香族化合物の陽イオンと3沃素陰イオンとから構成される錯体結晶を封入してなる粒子分散型調光素子であって、少なくとも光が入射する側の前記ガラス基板の少なくとも一表面に紫外線遮蔽膜を備えたことを特徴とする粒子分散型調光素子。