特許
J-GLOBAL ID:200903001469139982

自動機械式変速機用クラッチアセンブリ、及びクラッチのドラグ減少方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-351733
公開番号(公開出願番号):特開平6-280902
出願日: 1993年12月31日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 クラッチの作動状態と駆動部材の回転速度に応じて潤滑油の流れを制御し、クラッチが切り離されているときのクラッチのドラグを減少する。【構成】 連結及び切り離しを行うクラッチ要素(3840) を間に配置した駆動及び従動部材(3236) を備え、駆動部材(32)の内部には、クラッチ部材へ潤滑油を送るための内部通路(6276) が形成され、通路には、回転速度感知式弁(74)と協働する弁座(72)が設けられている。従動部材の回転速度が第1回転速度以下のときは、潤滑油圧力が弁を弁座に当接させてクラッチ部材への潤滑油の流れを制限し、第1回転速度より高いときは、遠心力が弁を弁座から離して潤滑油をクラッチ部材へ供給する。通路(76)は、高い第2回転速度で選択的に潤滑油を供給する。速度感知形ピストン後退ばね(58)を設け、低いエンジン速度ではピストンの移動距離を増加させ、非アイドル速度作動では最小移動距離を維持する
請求項(抜粋):
自動機械式変速機に使用されるクラッチアセンブリであって、共通軸線回りに回転可能な駆動及び従動部材(3236) と、駆動及び従動部材間に配置されて、両部材を連結及び切り離すことによってその間の動力の伝達を遮断するクラッチ要素(3840) と、クラッチ要素へ潤滑油を送るため駆動部材(32)の内部に形成されており、前記軸線から半径方向に離れている、弁座が形成された第1内部潤滑油通路(6262')と、この第1内部潤滑油通路(6262')内に配置されて、弁座(72)と間欠的に協働する回転速度感知式第1弁とを有しており、この第1弁は、駆動部材が第1回転速度より低い速度で回転するとき、潤滑油圧力によって弁座に押し付けられて、クラッチ要素への潤滑油の流れを阻止し、また駆動部材が第1回転速度より高い速度で回転するとき、遠心力によって弁座から離れる方向へ付勢され、潤滑油通路を開放して潤滑油をクラッチ要素へ供給するようにしたことを特徴とするクラッチアセンブリ。
IPC (2件):
F16D 43/24 ,  F16H 63/30
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-337153
  • 特公昭54-032085

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