特許
J-GLOBAL ID:200903001472864817

復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 康夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-295161
公開番号(公開出願番号):特開平8-162969
出願日: 1994年11月29日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 ビットスタッフィングされた符号を復号処理する際に、所定の1ランが連続して発生する場合においても、復号処理の停止を最小限とし、リアルタイムに復号処理を行なうことのできる高速な復号化装置を提供する。【構成】 スタッフビット検出部2は、入力符号1からスタッフビットを検出し、スタッフビット分離部6は入力符号1から検出したスタッフビットを除去して符号を符号記憶部7に記憶させる。最終スタッフビット検出部4では、最終のスタッフビットを検出し、その値を最終スタッフ値格納FIFO5に格納する。復号時には、FIFO読み出し制御部10は、最終スタッフ値格納FIFOから最終スタッフ値を読み出す。所定ラン長検出部8が符号記憶部7から読み出した符号中に所定長の1ランを検出すると、符号修正部11は最終スタッフ値に従って桁上がり処理を行なう。
請求項(抜粋):
符号“1”の所定のラン長に対しビットスタッフィング処理が施された算術符号系列の復号化装置において、前記算術符号系列からスタッフビットを検出するスタッフビット検出手段と、前記算術符号系列からスタッフビットを分離するスタッフビット分離手段と、該スタッフビット分離手段で分離した符号を保持する符号保持手段と、連続した符号“1”のランから最終スタッフビットを検出する最終スタッフビット検出手段と、該最終スタッフビット検出手段で検出した最終スタッフビットを保持する最終スタッフビット保持手段と、前記符号保持手段から符号を読み出し符号“1”の所定のラン長を検索する所定ラン長検出手段と、所定以上の符号“1”のランの開始もしくは終了を検出するラン検出手段と、前記最終スタッフビット保持手段から最終スタッフビットを読み出す読み出し制御手段と、該読み出し制御手段で読み出された前記最終スタッフビットの値により前記符号保持手段に保持されている符号を修正する符号修正手段と、該符号修正手段により修正された符号に対し復号処理を行なう復号化手段を具備することを特徴とする復号化装置。

前のページに戻る