特許
J-GLOBAL ID:200903001479552454

車両用空調装置の目標吹出温度演算方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 櫛渕 昌之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-125317
公開番号(公開出願番号):特開平6-312618
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 車両用空調装置において、乗員身体の局所的な不快感を解消し、全身にわたって快適感を与え得る目標吹出温度演算方式を提供する。【構成】 まず、乗員身体のうち吹出風の影響を直接受けない部位の体感温度を示す室内等価温度Teq-room と、吹出風の影響を直接受ける身体部位の体感温度を示す吹出風等価温度Teq-airとが演算される。次に、PI演算部101、103、105、107によって、目標等価温度Teq-refと室内等価温度Teq-roomとの偏差に基づいて基礎的な目標吹出温度Tair-ref が演算される。また、許容範囲決定部111により、車体外壁温度Tb-out に基づいて吹出風等価温度Teq-airの許容範囲が決定される。そして、判定部109により、吹出風等価温度Teq-airがその許容範囲から逸脱しないよう、基礎的な目標吹出温度Tair-ref がに必要な修正が行われて最終的な目標吹出温度T*air-ref とされる。
請求項(抜粋):
車両用空調装置の目標吹出温度演算方式において、乗員身体のうち吹出風の影響を直接受けない部位の体感温度を示す第1の等価温度を演算する手段と、乗員身体のうち吹出風の影響を直接受ける部位の体感温度を示す第2の等価温度を演算する手段と、第1の等価温度に基づいて基礎的な目標吹出温度を演算する手段と、第2の等価温度が所定の許容範囲に入るよう、前記基礎的な目標吹出温度に必要な修正を行って最終的な目標吹出温度とする手段とを備えることを特徴とする目標吹出温度演算方式。

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