特許
J-GLOBAL ID:200903001485186761

樹脂ボスの溶着方法及び樹脂ボス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-002854
公開番号(公開出願番号):特開平8-187783
出願日: 1995年01月11日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 溶着の品質が一定に高く維持できる、樹脂ボス及びその樹脂ボスの溶着方法を提供する。【構成】 樹脂ボス10は、座部12と溶融部13とグリップ部14を有する。溶着において、母材9に固着された樹脂ボス10に被取付部材17の取付穴を合わせ、溶着工具のチャック25に樹脂ボスのグリップ部14を把持させ、溶着工具の溶融ヘッド22の先端24を溶融部13に当接させる。次に、チャック25によってグリップ部14を引き抜くように力を加えて溶融ヘッド22の先端24を溶融部13に強く当接させ、溶融ヘッドで溶融部を拡径するように溶融する。これにより、溶着された樹脂ボスの固着力が一定に高く維持でき、溶着品質は高く維持される。
請求項(抜粋):
母材に固着された樹脂ボスに被取付部材の取付穴を合わせ、該被取付部材の取付穴から出たボス部分を拡径するように溶融して、被取付部材を樹脂ボスの溶着によって母材に取付ける、樹脂ボスの溶着方法において、前記樹脂ボスは、前記母材に固着される座部と、該座部から延びて前記被取付部材の取付穴から出る溶融部と、該溶融部から更に延び出るグリップ部とを備えており、溶着工具のチャックに樹脂ボスの前記グリップ部を把持させ、溶着工具の溶融ヘッドの先端を樹脂ボスの前記溶融部に当接させ、更に、前記チャックによって前記グリップ部を引き抜くように力を加えて前記溶融ヘッドを前記溶融部に強く当接させつつ該溶融ヘッドで前記溶融部を拡径するように溶融することを特徴とする樹脂ボスの溶着方法。
IPC (3件):
B29C 65/18 ,  B29C 65/56 ,  B29C 65/08

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