特許

J-GLOBAL ID：200903001486855276

ポリプロピレン系熱収縮性積層フィルム

発明者： 大山 敏勝 ,  守田 修一 ,  堀田 文夫 ,  末岡 孝治 ,  磯崎 秀生
出願人/特許権者： 株式会社興人
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-258979
公開番号（公開出願番号）：特開平8-099394
出願日： 1994年09月29日
公開日（公表日）： 1996年04月16日
要約：

【要約】【目的】 低温での熱収縮性及び耐引裂伝播性に優れ、広域の熱収縮温度範囲を有するポリプロピレン系熱収縮性積層フィルムを提供する。【構成】 表面層がイソタクチックポリプロピレン、中間層がシンジオタクチックペンタッド分率0.7以上のシンジオタクチックポリプロピレンの層組成からなり、該層組成の未延伸フィルムを縦横それぞれ2倍以上に延伸して熱収縮性積層フィルム得る。ただし、熱収縮性積層フィルムの各層の厚みは、中間層が全層の30%以上、表面層が1μ以上である。熱収縮性積層フィルムは、100°Cにおける縦横の収縮率が25%以上を有する。

請求項（抜粋）：

表面層がイソタクチックポリプロピレンからなり、中間層が50〜100wt%のシンジオタクチックポリプロピレンと0〜50wt%のイソタクチックポリプロピレンから本質的になり、全層に対する中間層の比が30%以上、且つ表面層の厚みが少なくとも1μ以上であり、100°Cにおける縦横の収縮率が25%以上であることを特徴とする縦横それぞれ2倍以上に延伸したポリプロピレン系熱収縮性積層フィルム。