特許
J-GLOBAL ID:200903001491654017

反射型液晶表示装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上田 章三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-194692
公開番号(公開出願番号):特開平8-043839
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 銀を主成分とする光反射性金属電極を備える液晶表示装置を前提とし、その製造工程に起因する表示欠陥がなく信頼性の高い反射型液晶表示装置とその製造方法を提供する。【構成】 この反射型液晶表示装置は、背面電極板1と、この背面電極板に対向して配向された観察者側電極板2と、これ等両電極板を周辺部で一体化させるシール材3と、これ等両電極板の間に封入された液晶物質4とで主要部が構成されかつ背面電極板1は銀を主成分としマグネシウムを15atm%、錫を10atm%含有する金属電極12を備える。そして金属電極12とガラス基板11との界面領域においてこれら金属の金属間化合物を生成しその密着力の増大が図れ、他方金属電極12表面においてはマグネシウムが空気中の酸素と結合して酸化物を生成しこの酸化物の作用により傷付きや変色を防止して液晶表示装置の信頼性を向上させる。
請求項(抜粋):
光反射性の金属電極を有する背面電極板と、この背面電極板に対向して配設されかつ透明電極を有する観察者側電極板と、これ等両電極板間に封入された液晶物質とを備え、両電極間に電圧を印加して液晶物質を駆動させ画面表示する反射型液晶表示装置において、上記金属電極が、銀を主成分とし、かつ、銀と共に金属間化合物を形成可能で上記背面電極板の基板との密着性に優れた第1の元素と、銀又は第1の元素と共に金属間化合物を形成可能な第2の元素を含有することを特徴とする反射型液晶表示装置。

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