特許
J-GLOBAL ID:200903001492072402

キャリッジおよび該キャリッジを備えた記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 博樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-001615
公開番号(公開出願番号):特開2001-191609
出願日: 2000年01月07日
公開日(公表日): 2001年07月17日
要約:
【要約】【課題】 ガイド軸の支持位置の調整によることなく記録面とヘッド面との間の平行度を調整することができるキャリッジおよび記録装置においても,ドット形成要素列と搬送方向との間の平行度を調整可能にする。【解決手段】 支持軸10は,記録ヘッド2およびキャリッジ1を貫通し,キャリッジ1に対して記録ヘッド2を支持する。支持軸10が記録ヘッド2を貫通する箇所には,支持軸10が貫通する第1の穴2gおよび第2の穴2hが形成されている。第2の穴には,α角調整用軸受部材14が嵌合し,該部材14に形成された第3の穴(長穴)140に支持軸10が挿通する。α角調整用軸受部材14の回動により,長穴140の長手方向が記録面と垂直方向から傾き,この傾きにより支持軸10の位置が変位する。これにより,記録ヘッド2がキャリッジ1に対してα角の方向に回動し,ドット形成要素列と搬送方向との間の平行度が調整される。
請求項(抜粋):
被記録材の記録面と平行に,かつ,被記録材の搬送方向と直交して配置されるべきガイド部材に案内されて往復動するとともに,前記被記録材の記録面に記録を行う記録ヘッドを備えたキャリッジであって,前記ガイド軸とほぼ平行に配設され,前記記録ヘッドおよび該キャリッジを貫通して該キャリッジに対して前記記録ヘッドを支持する支持軸を備え,前記記録ヘッドが,前記支持軸の貫通する箇所に形成された第1の穴および第2の穴,ならびに前記第2の穴に装着されるα角調整用軸受部材を備え,前記第1の穴が,前記記録ヘッドの外部から見て前記第2の穴の奥部に形成され,前記被記録材の記録面に対して垂直な方向には前記支持軸の径と同程度の径を有し,かつ,前記被記録材の搬送方向には前記支持軸の径よりも大きな径を有する長穴であり,前記第2の穴が,前記記録ヘッドの外部から見て前記第1の穴の手前側の周囲に形成された円形の穴であって,その中心が,前記第1の穴の長手方向の中心線に対して,前記被記録材の記録面に垂直な方向における記録面側または記録面側とは反対側に偏倚したものであり,前記α角調整用軸受部材が,前記第2の穴に回動可能に嵌合するとともに,嵌合した状態で前記支持軸が貫通する第3の穴を有するものであり,前記第3の穴が,長穴として構成され,かつ,該長穴の長手方向が,前記α角調整用軸受部材の回動の基準位置では,前記被記録材の記録面に対して垂直な方向になっている,ことを特徴とするキャリッジ。
IPC (2件):
B41J 25/312 ,  B41J 25/316
Fターム (5件):
2C064CC04 ,  2C064CC05 ,  2C064CC13 ,  2C064DD02 ,  2C064DD13

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