特許
J-GLOBAL ID:200903001494645329

エネルギーシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 猪股 祥晃 ,  菊池 治 ,  猪股 弘子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-204456
公開番号(公開出願番号):特開2004-041967
出願日: 2002年07月12日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】化石燃料・ゴミ・バイオマス等の燃料や原子力等によって発電し、水素と酸素を製造し、熱効率が高く、発生する炭酸ガスをほぼ100%回収、処理することができるエネルギーシステムを提供する。【解決手段】発電プラント1のタービン排気や抽気を水・アンモニア混合媒体電力・冷熱プラント2に導いて発電や冷媒製造を行い、電力を水電解プラント3に導いて水素と酸素を製造し、酸素は液化プラント4に導いて液化し、液体酸素貯蔵施設6に貯蔵し、水素は多孔性炭素材料の水素吸蔵材を設置した水素貯蔵施設5に貯蔵する。水素は専用輸送船で輸送し、水素吸蔵合金搭載自動車に供給し、液体酸素は火力発電プラント43に供給して酸素燃焼に用い、回収した炭酸ガスは液化して二酸化炭素処理部46において深海底にハイドレート化して放出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
水素・酸素供給システムと水素・酸素消費システムと二酸化炭素処理部とを備え、前記水素・酸素供給システムは、酸素および炭酸ガス雰囲気中で有機物系の燃料を燃焼させて水蒸気、炭酸ガスおよび電力を発生する発電プラントと、水より沸点の低い媒体を作動媒体とし前記発電プラントから供給された水蒸気の熱を用いて電力と冷媒を生成する低沸点媒体電力・冷熱プラントと、この低沸点媒体電力・冷熱プラントおよび前記発電プラントから電力を供給されて水を電気分解する水電解プラントと、前記低沸点媒体電力・冷熱プラントから冷媒を供給されて前記水電解プラントにおいて生成された水素と酸素および前記発電プラントから供給された炭酸ガスを冷却し液化する液化プラントと、前記冷却された水素を水素吸蔵材に吸着させて貯蔵する水素貯蔵施設と、前記液化された酸素を貯蔵する液体酸素貯蔵施設と、前記液化された炭酸ガスを貯蔵する液体炭酸ガス貯蔵施設とを備え、前記水素・酸素消費システムは、前記水素貯蔵施設から水素を吸蔵した水素吸蔵材を供給され貯蔵し消費者に供給する消費地水素貯蔵施設と、前記液体酸素貯蔵施設から液体酸素を供給されて酸素および炭酸ガス雰囲気中で有機物系の燃料を燃焼させて発電を行う火力発電プラントとを備え、前記二酸化炭素処理部は、前記火力発電プラントおよび前記液体炭酸ガス貯蔵施設から二酸化炭素を供給されて深海にハイドレート化して放出する処理施設を備えていることを特徴とするエネルギーシステム。
IPC (2件):
B01J19/00 ,  B01J20/20
FI (3件):
B01J19/00 E ,  B01J19/00 A ,  B01J20/20 B
Fターム (19件):
4G066AA02D ,  4G066AA04B ,  4G066CA38 ,  4G066DA01 ,  4G066EA20 ,  4G075AA23 ,  4G075AA41 ,  4G075BA06 ,  4G075BB05 ,  4G075BB10 ,  4G075CA12 ,  4G075CA74 ,  4G075DA01 ,  4G140AA48 ,  4G146JA02 ,  4G146JA05 ,  4G146JB04 ,  4G146JB09 ,  4G146JC39

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