特許
J-GLOBAL ID:200903001501960723

塩素化カルボン酸の塩化物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-406311
公開番号(公開出願番号):特開平6-128188
出願日: 1990年12月06日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 光安定性と熱安定性に優れた有機合成中間体として有用な高純度の塩素化カルボン酸塩化物を得る。【構成】 式 (II) :【化1】〔R1 :水素原子またはC1-4 アルキル基、R2 :(CH2)n (n:2〜4の整数)または -CH2-C(C6H5)2-〕のラクトンとホスゲンと反応させて式(I):【化2】の塩素化カルボン酸塩化物を製造する方法において、触媒として三置換されたホスフィン酸化物または硫化物を用いて温度90〜180 °Cで反応を行わせる。
請求項(抜粋):
下記の式(II):【化1】(ここで、R1 は水素原子または1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表し、R2 は (CH2)n 基(但し、nは2〜4の整数を表す)または-CH2 -C(C6 H5 )2 -基を表す)のラクトンをホスゲンと反応させることによって下記の式 (I):【化2】(ここで、R1 およびR2 は上記の意味を有する)の塩素化カルボン酸塩化物を製造する方法において、上記反応を、下記 (III):【化3】(ここで、Y1 、Y2 およびY3 は互いに同一または異なる18個以下の炭素原子を有する直鎖または分岐アルキル基または4個以下の炭素原子を有する1つまたは複数のアルキル基を有するフェニル基を表し、Xは酸素原子を表すか、あるいは、Y1 、Y2 およびY3 は互いに同一または異なる4個以下の炭素原子を有していてもよい1つまたは複数のアルキル基を有するフェニル基を表し且つXは硫黄原子を表す)の三置換ホスフィンの酸化物または硫化物、または、上記式(III) の化合物と塩素化剤との反応生成物、または、これら化合物の混合物を触媒として用して、90〜180 °Cの温度で行うことを特徴とする方法。
IPC (5件):
C07C 53/50 ,  B01J 31/24 ,  C07C 51/58 ,  C07C 57/76 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-173846
  • 特開平1-156065
  • 特開平1-171944

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