特許
J-GLOBAL ID:200903001502304757

冷凍システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-077488
公開番号(公開出願番号):特開平8-271098
出願日: 1995年04月03日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 冷凍システムに関し、冷媒不足状態になり吸入圧力が低下した時にヘッダー内で冷凍機油に封じ込められた冷媒を流出させ、冷凍性能の低下を防止する。【構成】 圧縮機1と、凝縮器2と、膨張機構3と、蒸発器4と、ヘッダー5とを環状に接続し、冷媒と、冷媒に相互溶解性がないまたは少ない冷凍機油7とを備えた冷凍サイクルにおいて、ヘッダー5は、液冷媒を貯留する容器11の上方に冷媒の流入管10を接続し、下方に冷媒の流出管9を挿入した構造を持ち、流出管9の一部に設けられた穴を多孔性樹脂12で支持された透過膜13が塞ぐように設置されていることから、冷凍システムが冷媒不足の状態になった時に、ヘッダー5に貯留された液冷媒が透過膜13を透過し、流出管9に流れ込むことで、圧縮機1の吸入圧力の低下を防止し、所定の冷凍性能を維持することができる。
請求項(抜粋):
圧縮機と、凝縮器と、膨張機構と、蒸発器とヘッダーとを環状に接続し、冷媒と、冷媒に相互溶解性がないまたは少ない冷凍機油とを備えた冷凍サイクルにおいて、前記ヘッダーは、液冷媒を貯留する容器の上方に冷媒の流入管を接続し、下方に冷媒の流出管を挿入した構造を持ち、かつ、前記流出管の一部を気孔径0.01〜3μmの透過膜で形成されていることを特徴とする冷凍システム。

前のページに戻る