特許
J-GLOBAL ID:200903001502566131

サスペンションの減衰力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-019067
公開番号(公開出願番号):特開平5-213031
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 乗員の乗り心地という実状に即して、乗員が不快感を抱く様な異常な制御が続行されるのを的確に防止することができ、しかも簡単な制御ロジックで少ない割り込み処理によって実現することで迅速な対応を可能にすること。【構成】 基本的な処理では、ばね上速度X'と相対速度Y'とから判定値Aを算出し、減衰力F に換算して制御電圧V に変換して可変絞りバルブ7 の弁開度を調節する(110〜114)。異常処理に関しては、ばね上速度X'のピーク・トゥー・ピーク値X'P が所定のレベル値X'L 以上である状態が、演算回数n回の間連続してずっと継続している場合には、異常と判断して減衰力制御の中止又は初期化のための信号を基本処理のブロック114 に対して出力する(120〜123)。ステップモータが何等かの原因で正しいステップ角度に制御されなくなるなど、センサ異常以外の直接検知し難い異常に対しても的確な対応をとることができる。
請求項(抜粋):
減衰力を可変制御可能なサスペンションと、車体の挙動を検出する車体挙動検出手段と、該検出した車体の挙動に基づいて目標とする減衰力を演算し、前記サスペンションの減衰力を可変制御する減衰力制御手段とを有するサスペンションの減衰力制御装置において、ばね上振動の大きさを検出するばね上振動検出手段と、該検出されるばね上振動が所定値より大きいか否かを判断する大きさ条件判断手段と、該大きさ条件判断手段の判断結果に基づいて、所定値より大きいばね上振動が所定時間以上継続しているか否かを判断する継続条件判断手段と、該継続条件判断手段の判断結果に基づいて、所定値より大きいばね上振動が所定時間以上継続している場合には、前記減衰力制御手段による制御の中止又は初期化を指示する指示手段とを有することを特徴とするサスペンションの減衰力制御装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  B60G 17/08

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