特許
J-GLOBAL ID:200903001503370885

ボイラのばいじん濃度制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-084421
公開番号(公開出願番号):特開平6-292839
出願日: 1993年04月12日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 ボイラの負荷が急上昇する場合、遅れることなくばいじん濃度上昇を抑え、常に所定値以下に維持するボイラのばいじん濃度制御方法。【構成】 電気集じん装置1、同電気集じん装置に直流高電圧の荷電量を送る直流高圧電源装置8、同電気集じん装置の出口ばいじん量を検出するばいじん濃度計3、同ばいじん濃度計より出力されたばいじん濃度信号を処理して直流高圧電源装置に対して電気集じん装置に供給する直流高電圧の荷電量を設定指令する制御装置6aを備えたボイラに於いて、ボイラの負荷信号9sにより負荷上昇を検知し、ばいじん濃度の急増を防ぐようばいじん濃度信号4sが所定値を越えた時点で荷電量をステップ状に上昇させ、ばいじん濃度を急速に抑制した後、この荷電量の変化量とばいじん濃度の変化量から次の荷電量を算出し、更に同荷電量を出力する直前でその時点のばいじん濃度瞬時値にて同荷電量を補正した後に新に上記荷電量として出力する。
請求項(抜粋):
電気集じん装置と、同電気集じん装置に直流高電圧を荷電する直流高圧電源装置と、同電気集じん装置の出口ばいじん量を検出するばいじん濃度計と、同ばいじん濃度計より出力されたばいじん濃度信号を処理して上記直流高圧電源装置に対して上記電気集じん装置に供給する直流高電圧の荷電量を設定指令する制御装置を備えたボイラに於いて、上記ボイラの負荷信号により負荷上昇を検知し、ばいじん濃度の急増を防ぐよう上記ばいじん濃度信号が所定値を越えた時点で上記荷電量をステップ状に上昇させ、ばいじん濃度を急速に抑制した後、この荷電量の変化量とばいじん濃度の変化量から次の荷電量を算出し、更に同荷電量を出力する直前でその時点のばいじん濃度瞬時値にて同荷電量を補正した後に新に上記荷電量として出力することを特徴とするボイラのばいじん濃度制御方法。

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