特許
J-GLOBAL ID:200903001505795123

動圧流体軸受を備えたモータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-334040
公開番号(公開出願番号):特開平8-172750
出願日: 1994年12月16日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 オイル不足による焼き付けを防止することができる動圧流体軸受手段を備えたモータを提供すること。【構成】 シャフト21と、シャフト21を保持しているシャフト保持部材と、シャフト21に設けられているスラストプレート23と、を有しており、スラストプレート23とシャフト保持部材との間にスラスト動圧流体軸受手段54a,54bが介在され、シャフト保持部材とシャフト21との間にラジアル動圧流体軸受手段27が介在されたモータ。スラストプレート23の外周面とシャフト保持部材の内周面との間には、環状空間64が規定され、この環状空間64の一部にオイル66が充填されている。スラストプレート23の外周面には環状突起68、70が設けられている。モータが高速回転しているときには、環状空間64内のオイル66cはシャフト保持部材に保持され、このオイル66cを介して上下面側のスラスト動圧流体軸受手段54a,54bのオイル66a,66bが連続状態となる。
請求項(抜粋):
シャフトと、該シャフトを軸受保持するシャフト保持部材と、該シャフトに設けられたスラストプレートと、を有し、該スラストプレートの上面及び下面と該シャフト保持部材との間にスラスト動圧流体軸受手段が夫々介在され、該シャフトと該シャフト保持部材との間にラジアル動圧流体軸受手段が介在されたモータにおいて、該スラストプレートの外周面と該シャフト保持部材の内周面との間には環状空間が規定され、該環状空間の一部に余剰のオイルが収容され、該スラストプレートの外周面には、該環状空間内に突出する環状突起が設けられ、該スラストプレートには、該環状空間を大気に連通するための連通孔が設けられており、モータが回転していないときには、該環状空間内の該オイルはその下部に溜まり、モータが高速回転しているときには、該オイルは該シャフト保持部材の内周面に保持され、該内周面に保持された該オイルを介して、該スラストプレートの上面側の該スラスト動圧流体軸受手段の該オイルと、該スラストプレートの下面側の該スラスト動圧流体軸受手段の該オイルとが、連続した状態となる、ことを特徴とするモータ。
IPC (3件):
H02K 7/08 ,  F16C 17/02 ,  H02K 5/167

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