特許
J-GLOBAL ID:200903001506083038

音響測位装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-273441
公開番号(公開出願番号):特開平8-136650
出願日: 1994年11月08日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 水中音響波を用いる計測間隔が従来のSHIP/SUBモード計測法よりも短く、水中移動物体の運動性能が良い場合にも、母船から水中移動物体の運動を正確にモニタできる音響測位装置。【構成】 潜水船3の移動領域周辺の海底に設置され、各設置位置がキャリブレーションされた3個のトランスポンダ5-1〜5-3と、前記移動領域内の母船12に搭載され、逐次母船の測位情報を出力するGPS受信機13と、潜水船3に搭載され、一定周期毎に繰返し音響波パルスを送信する同期ピンガ4と、母船12に搭載され、同期ピンガ4から各トランスポンダを経由した母船までの各直距離を測定する3個のLBL受信機5-1〜5-3と、母船12に搭載され、GPS受信機13及びLBL受信機5-1〜5-3の出力情報に基づき潜水船3の位置を算出する演算制御部7とを備えたもの。
請求項(抜粋):
水中移動物体の移動領域の周辺の海底に、少くとも3個のトランスポンダを設置し、あらかじめ前記トランスポンダの各位置をキャリブレーションにより確定しておき、前記移動領域内の水上母船から水中移動物体の位置を測定する音響測位装置において、前記母船に搭載されGPS衛星からの電波を受信し、逐次母船の測位情報を出力するGPS受信機と、前記水中移動物体に搭載され、前記母船内の基準時計と同期した基準時刻から一定周期毎に繰返し音響波パルスを送信する同期ピンガと、前記母船に搭載され、前記同期ピンガから送信される音響波パルスに基づき前記各トランスポンダから応答信号として送信される各音響波をそれぞれ受信し、その伝播所要時間から、前記水中移動物体から各トランスポンダを経由した母船までの各直距離をそれぞれ測定する少くとも3個の水中音響波受信手段と、前記母船に搭載され、前記少くとも3個の水中音響波受信手段により測定された前記水中移動物体から各トランスポンダを経由した母船までの各直距離から、前記キャリブレーションにより確定された各トランスポンダの位置と前記GPS受信機が出力する母船の測位情報とから求めた各トランスポンダと母船との各直距離をそれぞれ減算して、水中移動物体から各トランスポンダとの各直距離を算出し、該算出した各直距離から水中移動物体の位置を算出する位置算出手段とを備えたことを特徴とする音響測位装置。
IPC (3件):
G01S 15/06 ,  G01C 21/00 ,  G01S 5/14

前のページに戻る