特許
J-GLOBAL ID:200903001506772216

遠心成型コンクリート充填鋼管柱の接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-014190
公開番号(公開出願番号):特開平9-203117
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 内部に縦に連続する空洞部を有する遠心成形コンクリート充填鋼管柱同士の接合を容易なものとする。【解決手段】 上記柱10は、鋼管11内部にコンクリート硬化体12を有し、かつ、遠心成型時にできる空洞部13を有する。硬化体12の端面は、鋼管11の両側縁より入り込んで形成されている。まず、柱10同士を上下に突き合わせて仮止めする。この際に下側の柱10では、硬化体12の上端面に板体18を配置して空洞部13の開口を塞ぐ。次いで、鋼管11同士を溶接する。次に、硬化体12同士の間にモルタルMを注入する。この際には、下側の空洞部13の開口が板体18に塞がれているので、モルタルMが空洞部12に流入しない。また、板体18は、硬化体12に載置されているので、モルタルMの注入圧や荷重により、下方に移動したり、空洞部13内に落下したりしない。
請求項(抜粋):
鋼管の内部に遠心成型コンクリート硬化体を有し、かつ該遠心成型コンクリート硬化体にその遠心成型時に形成される鋼管の軸方向の空洞部を残して得られる遠心成型コンクリート充填鋼管柱を、互いに突き合わせて連結する遠心成型コンクリート充填鋼管柱の接合方法であって、上記遠心成型コンクリート充填鋼管柱として、上記鋼管内部の遠心成型コンクリート硬化体の両端面が鋼管の両端縁よりそれぞれ入り込んで形成されたものを用意し、次いで、互いに上下に接合される上記遠心成型コンクリート充填鋼管柱のうちの下側に配置される遠心成型コンクリート充填鋼管柱において、上記遠心成型コンクリート硬化体の上端面に上記空洞部の上端開口を塞ぐように板体を配置するとともに、上記遠心成型コンクリート充填鋼管柱を互いに上下に突き合わせた状態に仮止めし、次いで、上下に突き合わされた遠心成型コンクリート充填鋼管柱の鋼管同士を溶接した後に、これら遠心成型コンクリート充填鋼管柱のそれぞれの遠心成型コンクリート硬化体の端面同士の間にモルタルを注入することを特徴とする遠心成型コンクリート充填鋼管柱の接合方法。
IPC (3件):
E04B 1/30 ,  E04B 1/58 503 ,  E04C 3/34
FI (3件):
E04B 1/30 C ,  E04B 1/58 503 M ,  E04C 3/34

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