特許
J-GLOBAL ID:200903001517671713

周波数変換器およびこれを用いた無線受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-312275
公開番号(公開出願番号):特開平9-205382
出願日: 1996年11月22日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 ダイレクトコンバージョン受信機の自己混合の問題を回避するとともに、小さい局部発振信号で駆動可能な周波数変換器及びこれを用いた無線受信機を提供する。【解決手段】 周波数変換器は、第1の入力信号と第2の入力信号とを入力してこれらの信号を合成すると共に第2の入力信号の周波数の偶数倍の雑音を除去した合成信号を出力する信号合成手段(10)と、差動増幅回路により構成され前記信号合成手段が出力する合成信号を増幅して振幅が一定である増幅信号を出力する振幅制限増幅手段(20)と、振幅制限増幅手段が出力する増幅信号を入力してこの増幅信号の中から不要信号成分を除去して必要信号成分のみを含むベースバンド信号を生成して出力するフィルタ手段(30)と、を備える。また、このような構成を有する周波数変換器を用いる無線受信機(60)が、局部発振器の出力を可変減衰器、または可変利得アンプに入力し、可変減衰器又は可変利得アンプの出力を前記第1の入力信号として周波数変換器に入力することにより、利得制御を行なう。
請求項(抜粋):
第1の入力信号と第2の入力信号とを入力し、これら第1および第2の信号を合成して合成信号を出力すると共に、前記第2の入力信号としての局部発振信号の周波数の偶数倍の周波数の雑音を除去する偶数倍波抑圧手段を備える信号合成手段と、差動増幅回路により構成され、前記信号合成手段が出力する前記合成信号を増幅し、振幅が一定である増幅信号を出力する振幅制限増幅手段と、前記振幅制限増幅手段が出力する増幅信号を入力し、この増幅信号の中から不要信号成分を除去して所望の信号成分を出力するフィルタ手段と、を備えることを特徴とする周波数変換器。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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