特許
J-GLOBAL ID:200903001519330689

発泡樹脂成形品の製造方法及びその製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-085185
公開番号(公開出願番号):特開平9-277336
出願日: 1996年04月08日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 肉厚の薄い発泡樹脂成形品においても、中間層を確実に発泡させる。【解決手段】 樹脂が射出されるキャビティ空間が、完成した発泡樹脂成形品の体積よりも小さい容積の縮小状態から、完成した発泡樹脂成形品の体積と実質的に同じ容積の拡大状態に変化する金型を予め準備しておく。そして、樹脂の熱変形温度以上で且つ樹脂の溶融温度未満の温度に金型を加熱する(ステップ1)。次に、樹脂を溶融温度以上に加熱して溶融させ、樹脂中に気体を溶解させた後、縮小状態のキャビティ空間内に、気体が溶解している樹脂を射出する(ステップ2)。樹脂の射出終了後、キャビティ空間を拡大状態にして、キャビティ空間内の樹脂の発泡を促進する(ステップ3)。次に、型開きした後、金型から成形品を取り出す(ステップ4,5)。
請求項(抜粋):
金型内に溶融している樹脂を射出し、該金型内で該樹脂を発泡させて、発泡樹脂成形品を製造する発泡樹脂成形品の製造方法において、前記樹脂の熱変形温度以上で且つ前記樹脂が流動化する溶融温度未満の温度に、前記金型を加熱し、加熱された前記金型内に、前記溶融温度以上に加熱され溶融状態の前記樹脂を射出し、該金型内で該樹脂が発泡し且つ該樹脂が所定以上の硬さに固まった後に、該樹脂を前記発泡樹脂成形品として該金型から取り出すことを特徴とする発泡樹脂成形品の製造方法。
IPC (5件):
B29C 45/73 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/57 ,  B29C 45/76 ,  B29K105:04
FI (4件):
B29C 45/73 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/57 ,  B29C 45/76

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