特許
J-GLOBAL ID:200903001530743111
ディーゼルエンジンの副室式燃焼室
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-065390
公開番号(公開出願番号):特開平8-260977
出願日: 1995年03月24日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【構成】副室5をシリンダ中心軸線26から偏心した位置に配置し、副室5の連通孔口金24に設けた連通孔6を主燃焼室2の中心部に向け、この連通孔6で主燃焼室2と副室5とを連通させた、ディーゼルエンジンの副室式燃焼室において、次のようにした。すなわち、上記連通孔6から主燃焼室2の中心部に向けてガイド溝15を導出し、このガイド溝15を主燃焼室2に臨む連通孔口金24の底面28にのみ凹設し、このガイド溝15を、主燃焼室2の中心部に近づくにつれて、次第に浅くかつ次第に幅員15aが広がる形状にした。【効果】ガイド溝15の案内により、連通孔6に向けて主燃焼室2の中央部側の幅広い範囲から圧縮空気がスムーズに集められるとともに、連通孔6から主燃焼室2の中央部側の幅広い範囲に向けて膨張ガス37がスムーズに広げられる。
請求項(抜粋):
シリンダ(1)内に主燃焼室(2)を設け、シリンダヘッド(3)内に燃料噴射ノズル(4)を臨ませた副室(5)を設け、この副室(5)をシリンダ中心軸線(26)から偏心した位置に配置し、主燃焼室(2)に臨むシリンダヘッド面(3a)に開口(3b)を設け、この開口(3b)に副室(5)の連通孔口金(24)を嵌入し、この連通孔口金(24)に設けた連通孔(6)を主燃焼室(2)の中心部に向け、この連通孔(6)で主燃焼室(2)と副室(5)とを連通させた、ディーゼルエンジンの副室式燃焼室において、上記連通孔(6)から主燃焼室(2)の中心部に向けてガイド溝(15)を導出し、このガイド溝(15)を主燃焼室(2)に臨む連通孔口金(24)の底面(28)にのみ凹設し、このガイド溝(15)を、主燃焼室(2)の中心部に近づくにつれて、次第に浅くかつ次第に幅員(15a)が広がる形状にした、ことを特徴とするディーゼルエンジンの副室式燃焼室。
前のページに戻る