特許
J-GLOBAL ID:200903001534649861

電子透かし方法及び透かし情報抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1998002674
公開番号(公開出願番号):WO1999-001980
出願日: 1998年06月15日
公開日(公表日): 1999年01月14日
要約:
【要約】画像に合成された署名データなどの他の情報が消去され難く、しかも、その情報の抽出に原画像を必要としない電子透かし方法を提供する。画像信号をウェーブレット変換して、多重解像度近似部分(MRA)を抽出し、次いで、その抽出したMRAを疑似雑音系列(PN系列)で広帯域の周波数スペクトラムに拡散して、該拡散した周波数スペクトラムの特定部分に、所定の規則に従い署名データを合成する。そして、その合成後の合成信号に対して、前記PN系列により逆拡散処理を施し、次いで、その逆拡散処理後の信号をウェーブレット逆変換して、署名データを合成した画像信号を得る。この方法によれば、MRAに対して署名データを合成するため、フィルタリングなどの信号処理に強く、また、スペクトラム拡散を使用するため秘匿性が高い。更に、ウェーブレット変換の特徴を利用して、署名データを多階層に合成できる。
請求項(抜粋):
画像信号に他の情報を合成するための電子透かし方法であって、 前記画像信号をウェーブレット変換して、多重解像度近似部分を抽出し、 次いで、前記抽出した多重解像度近似部分を疑似雑音系列により広帯域の周波数スペクトラムに拡散して、該拡散した周波数スペクトラムの特定部分に、予め定められた規則に従い前記他の情報を合成し、 前記他の情報を合成した後の合成信号に対して、前記疑似雑音系列により周波数スペクトラムの逆拡散処理を施し、次いで、その逆拡散処理後の信号をウェーブレット逆変換することにより、前記他の情報を合成した画像信号を得ること、 を特徴とする電子透かし方法。
IPC (1件):
H04N 1/387

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