特許
J-GLOBAL ID:200903001535268918

高耐食性表面処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-043512
公開番号(公開出願番号):特開平7-252669
出願日: 1994年03月15日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】Cr欠乏の程度の小さい低鋭敏化若しくは中性子照射された、ステンレス鋼合金又はニッケル基合金において、原子炉の稼働環境下においても粒界応力腐食割れの発生が防止される、耐食性を有する構造材料、及びそのための簡便な酸化皮膜の形成方法を提供する。【構成】まず、ステンレス鋼合金の表面を清浄に保つために前処理を施し、次いで、その表面にクロムイオン照射を行う。その後、ステンレス鋼合金を腐食環境下で使用し、中性子等により鋭敏化された状態になった後に取り出し、32ppmの溶存酸素を有する、約288°Cの高温水中で50時間浸漬するような、表面処理を行うことにより高耐食性を付与し、所要の高耐食性ステンレス鋼合金を得る。
請求項(抜粋):
低鋭敏化若しくは中性子照射された、ステンレス鋼合金又はニッケル基合金の表面を、1ppm以上の溶存酸素を含む270〜290°Cの高温水中に50〜200時間予浸漬処理することを特徴とする高耐食性表面処理方法。
IPC (4件):
C23C 26/00 ,  C23F 15/00 ,  G21D 1/00 GDB ,  G21D 3/08 GDB

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