特許
J-GLOBAL ID:200903001536012763

鉄損の低い高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-256135
公開番号(公開出願番号):特開平7-113120
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 脱炭焼鈍に急速加熱技術を適用して方向性電磁鋼板の磁気特性の向上を図る。【構成】 C:0.10%以下、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.03〜0.20%、S或いはSeを単独または複合で:0.010〜0.050%、酸可溶性Al:0.010〜0.050%、N:0.0045〜0.012%、必要に応じ、Sb:0.005〜0.10%、Cu:0.03〜0.30%を含む冷延鋼板の脱炭焼鈍を800〜900°Cの温度範囲で行いかつ、昇温時の室温からT°Cまでの昇温速度をR°C/secとした場合、780-2/5・R≦T≦888-1/4・R(但し、700°C≦T≦850°C、R≧50°C)の関係を満たすことを特徴とするものである。【効果】 製品の二次再結晶粒を小粒化し、鉄損低減効果大。
請求項(抜粋):
重量比でC :0.10%以下、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.03〜0.20%、S或いはSeを単独または複合で:0.010〜0.050%、酸可溶性Al:0.010〜0.050%、N :0.0045〜0.012%、残部Fe及び不可避的不純物からなる珪素鋼スラブを1280°C超で加熱熱延し、熱延板焼鈍、脱炭焼鈍をし、仕上げ焼鈍を施す一方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍昇温時の室温から700〜850°Cに到る昇温速度を50°C/sec以上とし、脱炭焼鈍温度を800〜900°Cの温度範囲で行いかつ、昇温時の室温からT°Cまでの昇温速度をR°C/secとした場合、780-2/5・R≦T≦888-1/4・Rの関係を満たしめることを特徴とする鉄損の低い高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 501 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  H01F 1/16
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る