特許
J-GLOBAL ID:200903001537195314

ヒンジ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-101238
公開番号(公開出願番号):特開平6-310875
出願日: 1993年04月27日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 保護カバーの筐体本体への着脱容易化や開閉操作性の向上等を図ったヒンジ装置を提供する。【構成】 ヒンジ装置14は、ヒンジボデー16、ヒンジボデー16にヒンジピン7により回動自在に保持されたヒンジアーム17、ヒンジボデー16内に収納されたブレーキ片18およびコイルスプリング19とから構成されている。ヒンジボデー16とヒンジアーム17とは共に合成樹脂の射出成型品であり、ヒンジボデー16の後端に突設された左右一対の腕部20にヒンジアーム17の基部21が嵌合している。ヒンジアーム17の基部21の外周には、その中心がヒンジピン7の軸心に対してオフセットした円弧を主体とする、カム面22が形成されている。ブレーキ片18は断面が略コ字形状の鋼板成型品であり、ヒンジボデー16内に摺動自在に保持されると共に、コイルスプリング19に付勢されてヒンジアーム17のカム面22に圧接している。
請求項(抜粋):
筐体本体と保護カバーとを回動自在に結合するヒンジ装置であって、前記筐体本体に取付けられるヒンジボデーと、このヒンジボデーにヒンジピンを介してその基部が回動自在に支持されたヒンジアームと、このヒンジアームから前記ヒンジピンと直交する方向に突設され、前記保護カバーに設けられた保持穴に着脱自在に嵌入するカバー結合片と、このカバー結合片の先端に形成され、前記保持穴に設けられた係止部に係合する係止爪と、前記ヒンジボデーに摺動自在に内装され、前記ヒンジアームのヒンジピン回りの外周面を押圧するブレーキ片と、このブレーキ片を前記ヒンジアーム側に付勢するスプリングと、前記ヒンジアームの基部に形成され、前記保護カバーの閉鎖時に前記ブレーキ片を前記ヒンジボデー側に移動させることにより前記ヒンジアームを前記保護カバーが開く方向に回動させる回転力を発生させるカム面とを備えたことを特徴とするヒンジ装置。

前のページに戻る