特許
J-GLOBAL ID:200903001548965278

電子引外し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-226928
公開番号(公開出願番号):特開2001-095142
出願日: 2000年07月27日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 停電の長さにかかわらず、保護関数の迅速な初期化を可能にし、信頼性の高い初期化値を保持する電子引外し装置を提供する。【解決する手段】 引外し装置は、保護手段11を含み、電力系統の電流信号Iが引外し値を越えた時に引外し信号を出力する処理ユニットと、それを初期化する初期化装置とを有する。初期化装置は、保護手段に接続され、保護関数の物理量の値を保持する記憶レジスタ15と、記憶レジスタに電力を供給するバックアップ電源16と、バックアップ電源の電圧を監視する監視手段17とを有する。主電源線VDDが停電した時、監視手段は、バックアップ電源の電圧降下によって記憶レジスタの内容をリセットする。したがって、停電期間の長さにかかわらず、記憶レジスタの値を適切な値に保ちつつ、保護関数の初期化が行える。
請求項(抜粋):
保護手段(11)を含み、保護されるべき電力系統を流れる電流を表す電流信号(I)を入力し、前記電流がプリセットされた引外し値を越えた時に引外し信号(8)を出力する処理ユニット(7)と、前記処理ユニットを初期化する初期化装置(13)とを有する電子引外し装置において、前記初期化装置は停電後に初期化するための停電後初期化手段(15,16,17)を備え、この停電後初期化手段は、前記保護手段に接続され、保護関数の少なくとも1つの物理量(T,TL,TS,TG)の値を記憶し、前記処理ユニットの初期化が実施される時に前記少なくとも1つの物理量の値(TI,TLI,TSI,TGI)を出力する少なくとも1つの記憶レジスタ(15,15L,15S,15G)と、前記少なくとも1つの記憶レジスタに動作電力を供給するバックアップ電源回路(16,18,19,VS)と、前記少なくとも1つの記憶レジスタの入力端に接続された前記バックアップ電源回路を監視し、前記バックアップ電源回路の電圧(VS)がプリセットされた限界値以下に降下した時に前記記憶レジスタの値をゼロにリセットする監視手段(17)とを有することを特徴とする引外し装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-193025
  • リセット回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-054666   出願人:京セラ株式会社
  • 特開平3-265414
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