特許
J-GLOBAL ID:200903001549481088

2ウェイ型サイドバー式シリンダー錠装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-123310
公開番号(公開出願番号):特開2000-314250
出願日: 1999年04月30日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 暴力破壊に対する強度が倍増し、耐ピッキング性能が向上し、キーの不正複製が困難であり、隣接キーコードのキーによる誤作動の危険性なく豊富な鍵違い数が取れるサイドバー式シリンダー錠装置を提供する。【解決手段】 プラグ2に左右一対のサイドバー収容孔3,3を設け、左右2列のピン収容孔5,5をキー挿入孔4の反対側に設け、左右一対のサイドバー8,8の基端プレート部9をサイドバー収容孔3の底壁部6のスリット7に嵌め入れ、キー13を抜取った状態において、板バネ12の付勢によってサイドバー8の先端部を固定ケース1の錠止凹部15に係合させ、固定ケース1に対するプラグ2の回転拘束が左右2箇所において行なわれる。
請求項(抜粋):
固定ケース1に収容されるプラグ2に左右一対のサイドバー収容孔3,3をキー挿入孔4と平行に設け、サイドバー収容孔3,3に関してキー挿入孔4と反対側において左右2列のピン収容孔5,5をプラグ2にキー挿入孔4に交差させて設け、サイドバー収容孔3の底壁部6にピン収容孔5に連通したスリット7を設け、サイドバー収容孔3,3に収容した左右一対のサイドバー8,8の基端プレート部9を前記スリット7に嵌め入れ、サイドバー8のアンダーカット部10に収容されてアンダーカット部10の内壁面11と前記底壁部6間に圧縮された板バネ12によって、サイドバー8を突出方向に移動付勢し、キー挿入孔4からキー13を抜取った状態において、サイドバー8の先端部を固定ケース1の内壁面14の錠止凹部15に係合させ、ピン収容孔3、3に収容した左右2列のロックピン16,16をバネ17,17によってキー挿入孔4の方向に移動付勢し、ロックピン16の先端部をキー挿入孔4内に臨在させ、キー13側面のコード凹部18にロックピン16の先端部が係合したとき、ロックピン16の中間部周面のコード溝19が前記スリット7に連通した位置に来るように形成し、プラグ2の回転操作時に錠止凹部15の壁面に押されてサイドバー8がプラグ2内に押し込まれるとき、基端プレート部9がロックピン16の前記コード溝19に逃げ込むように形成した2ウェイ型サイドバー式シリンダ錠装置。

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