特許
J-GLOBAL ID:200903001550880867

球形の触媒成分の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-068864
公開番号(公開出願番号):特開平6-025347
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 オレフィン類の重合に用いる、重合中の機械的負荷に対して安定で、かつ得られたポリマー生成物の取り扱いや加工において有利な、球形粒状の塩化マグネシウムに基づく触媒成分の製造方法を提供する。【構成】 その特定触媒成分を実際の重合に先立って予備重合によりポリエチレンの薄い層で包絡する。
請求項(抜粋):
有機マグネシウム化合物と、有機塩素化合物と、場合により有機アルミニウム化合物と、電子供与体及び遷移金属化合物と、及び予備重合によるポリオレフィンでの触媒粒子の包絡とに基づいて、球形の遷移金属含有触媒成分(触媒の成分A)を製造するに当り、上記予備重合のために、a)R1 MgR2 の式(但しR1 とR2 とは2ないし12個の炭素原子を有する同一又は異なったアルキル基である)の有機マグネシウム化合物を、この有機マグネシウム化合物の1モルに対して0.5ないし2.5モルの脂肪族第1級塩素化 炭化水素と30ないし110°Cの温度において反応させ、b)そのようにして得られた懸濁液をその固型物中に含まれているマグネシウムの1モル当り0.1ないし1モルの量の電子供与体で0ないし100°Cの温度において処理し、そしてc)そのようにして得られた担体物質をMXm (OR5 )4-m の式の化合物(但 しこの式においてMはチタン又はジルコニウムであり、R5 は2ないし10個 の炭素原子を有するアルキル基であり、Xはハロゲン原子を表わし、そしてm は0ないし4の整数である)と、その担体物質の中に含まれているマグネシウ ムの1モル当り0.5ないし2モルの量で30ないし120°Cの温度において 反応させることにより中間生成物を分離することなく作った触媒固型物を用いることを特徴とする方法。
IPC (2件):
C08F 10/00 ,  C08F 4/654 MFG
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-246907
  • 特開昭57-010609
  • 特開昭57-119907
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