特許

J-GLOBAL ID：200903001551050418

画像処理に基づくスプライス損失の評価

発明者： ウェンシン ゼン ,  フルテン オラ
出願人/特許権者： テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン
代理人 (1件)： 浅村 皓 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-376703
公開番号（公開出願番号）：特開2000-193554
出願日： 1999年12月16日
公開日（公表日）： 2000年07月14日
要約：

【要約】【課題】 光ファイバ間に作ったスプライスでの損失を、スプライス作業後のスプライスの輪郭を示す画像だけを使って推定するための方法および装置を提供すること。【解決手段】 融着スプライシングの前後に、接合すべき2本の光ファイバの端部の常温写真を撮る。これらの写真でファイバの輪郭から、コア変形の型式を決定する。このコア変形型式に基づき、写真で互いに対する輪郭の位置を測定するだけで、対応する典型的変形の大きさを決定する。次にコア変形の大きさ、従って変形したコアの近似形状を決定できる。この形状からスプライス損失を計算し、それは多くのスプライスに十分精確であり、常温画像で見たクラッド変形を評価するだけでできる。

請求項（抜粋）：

2本の光ファイバ間に作ったスプライスの損失を推定するための方法で、-このスプライスの画像を得る工程および-この写真からこの損失の推定値を決定する工程を含む方法に於いて、-これらの光ファイバをそれらの端面を互いに接触させて互いに配置したときに、スプライシングの直前に、直接接合すべき端面でこれらの光ファイバの領域の画像を得ること、-スプライシングの後に画像を得ること、-これらの画像を解析して変形の型式およびこの変形に関連する特性オフセットを決定すること、並びに-この決定した変形型式および決定した特性オフセットからこのスプライスの光学的損失の推定値を計算することを特徴とする方法。