特許
J-GLOBAL ID:200903001561744604

折りたたみ式乳母車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-111132
公開番号(公開出願番号):特開平10-035506
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 折りたたみ式乳母車の骨組の各側面を構成する部材の動きに連動して、骨組の幅方向寸法を規定する部材の折曲げを可能にする。【解決手段】 前脚3に対する側棒16の矢印48方向の回動によって、側棒カム29のカム溝29aが前脚剛性リンク30を矢印49方向に移動させる。これによって、前脚剛性リンク30が螺旋状に延びるガイド溝26に作用し、前脚スリーブ23を矢印50方向に回動させる。したがって、1対の前脚スリーブ23間に渡された前脚連結リンク24が折曲げ点25を介して折曲げられる。同様の構成が、1対の後脚6間に渡される後脚連結部材21においても採用される。
請求項(抜粋):
前後方向に延びる1対の手摺部材と、前記各手摺部材の比較的前方部に対して各々の上方端がそれぞれ回動可能に連結され、かつ各々の下方端に前輪が取付けられる1対の前脚と、前記各手摺部材の比較的前方部に対して各々の上方端がそれぞれ回動可能に連結され、かつ各々の下方端に後輪が取付けられる1対の後脚と、前記1対の後脚の長さ方向の各中央部に対して各々の一方端が第1の枢支点において回動可能に連結される1対の反転部材と、前記1対の反転部材の各他方端に対して各々の下方端が回動可能に連結され、かつ前記1対の手摺部材の各後方端に対して各々の下方端から所定の距離上方の位置が回動可能に連結される1対の押棒と、前記1対の前脚の長さ方向の各中央部に対して各々の前方端が第2の枢支点において回動可能に連結され、かつ前記1対の反転部材の各他方端に対して各々の後方端が回動可能に連結される1対の側棒と、前記1対の前脚の前記第2の枢支点より下方の位置間に渡される前脚連結部材と、前記1対の後脚の前記第1の枢支点より下方の位置間に渡される後脚連結部材とを備え、折りたたみ状態では前記前脚連結部材および前記後脚連結部材が屈曲することによって幅方向寸法が減じられる折りたたみ式乳母車において、前記後脚連結部材は、前記各後脚上で後脚の中心軸線まわりに回動可能にそれぞれ取付けられる1対の後脚スリーブと、前記1対の後脚スリーブを互いに連結する折曲げ可能な後脚連結リンクとを備え、前記前脚連結部材は、前記各前脚上で前脚の中心軸線まわりに回動可能にそれぞれ取付けられる1対の前脚スリーブと、前記1対の前脚スリーブを互いに連結する折曲げ可能な前脚連結リンクとを備え、さらに、前記各反転部材に対して各々の上方端が回動可能に連結され、前記第1の枢支点を中心とする前記各反転部材の回動運動に伴って前記各後脚の長さ方向に移動可能な1対の後脚剛性リンクと、前記各後脚上において前記各後脚剛性リンクの下方端に連結され、後脚剛性リンクの上下方向の運動を後脚の中心軸線まわりの回転運動に変換して前記各後脚スリーブに伝達する後脚運動変換手段と、前記各側棒に対して各々の上方端が回動可能に連結され、前記第2の枢支点を中心とする前記各側棒の回転運動に伴って前記各前脚の長さ方向に移動可能な1対の前脚剛性リンクと、前記各前脚上において前記各前脚剛性リンクの下方端に連結され、前脚剛性リンクの上下方向の運動を前脚の中心軸線まわりの回転運動に変換して前記各前脚スリーブに伝達する前脚運動変換手段とを備えることを特徴とする、折りたたみ式乳母車。

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