特許
J-GLOBAL ID:200903001568076488

制振装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-146238
公開番号(公開出願番号):特開平8-014322
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 低周波振動の発生時や速度センサに低周波ノイズが含まれている場合にも最適な付加質量の動作を実現する制振装置の制御装置を提供する。【構成】 構造物1上に、この構造物1の振動方向に移動可能に設置された付加質量2と、付加質量2を駆動する速度指令値入力型のアクチュエータ3とを有する制振装置の制振装置において、構造物1の速度を検出する速度センサ4と、構造物1と付加質量2の相対変位を検出する変位センサ5と、速度センサ4の位相特性を補償する位相補償器6aと、位相補償された速度センサ4の出力信号のうち制振帯域信号のみを積分する積分フィルタ6bと、変位センサ5からの信号と目標値となる稼働中心位置との偏差が入力されて付加質量2の稼働位置を補償するPI制御器6dとを備え、積分フィルタ6bの出力とPI制御器6dの出力とを加算して速度指令値としてアクチュエータ3に入力するようにした。
請求項(抜粋):
構造物に設置され、該構造物の振動方向に移動可能に配置される付加質量と、該付加質量を駆動する速度指令値入力型のアクチュエータとを有する制振装置の制御装置において、該制振装置の設置位置における前記構造物の速度を検出する速度センサと、前記構造物と前記付加質量との相対変位を検出する変位センサと、前記速度センサの位相特性を補償する位相補償器と、該位相補償器により位相補償された前記速度センサの出力信号のうち制振帯域信号のみを積分する積分フィルタと、前記変位センサからの信号と目標値となる稼働中心位置との偏差が入力されて前記付加質量の稼働位置を補償するPI制御器とを備え、前記積分フィルタの出力とPI制御器の出力とを加算して前記速度指令値として前記アクチュエータに入力することを特徴とする制振装置の制御装置。
IPC (4件):
F16F 15/02 ,  E01D 1/00 ,  E04H 9/02 341 ,  G05D 19/02
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る