特許
J-GLOBAL ID:200903001574701955

分水栓の取付方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐田 守雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-262202
公開番号(公開出願番号):特開平8-120714
出願日: 1994年10月26日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 むずかしい操作を必要とせず、簡単に取付けることができ、騒音や振動も発生しない分水栓の取付方法及びその装置を提供することを目的とする。【構成】 固定軸18と、袋ナット21と、上端部にフランジを有し、かつ下端部が常温では同径の筒状となっているが所定温度に加熱されると内側から外側に向かってラッパ状に拡径復元されて拡径部に形成される形状記憶合金からなっており、上端フランジ部が固定軸の下端面に当接するように袋ナットで押えられて固定されたスリーブ25と、ゴム輪28と、加熱軸32とからなる挿入治具35を下端部側から流体管1に穿孔した分岐口2に押し込んで圧入し、加熱軸32を所定温度に加熱してスリーブ25の下端部を内側から外側に向かってラッパ状に拡径復元させゴム輪28の環状突部27を包み込むことにより外径が分岐口2の口径よりも大きい拡径部24に成形することを特徴とする。
請求項(抜粋):
上下端が開口した軸孔を有する固定軸と、この固定軸の先端部外周に形成したおねじに螺合された穴付き袋ナットと、上端部にフランジを有し、かつ下端部が常温では同径の筒状となっているが所定温度に加熱されると内側から外側に向かってラッパ状に拡径復元されて拡径部に形成される形状記憶合金からなっており、前記上端フランジ部が固定軸の下端面に当接するように前記袋ナットで押えられて固定されたスリーブと、上端部にフランジを有するとともに、下端部内周面に環状突部を有し、前記スリーブの外周に嵌入支持されたゴム輪と、下端部に加熱手段を有し、前記固定軸の軸孔にその下端部が固定軸の下端部からスリーブ内に突出可能に嵌合された加熱軸とからなる挿入治具を具え、この挿入治具を下端部側から流体管に穿孔した分岐口に押し込んで圧入し、前記ゴム輪の上端フランジ部が流体管の外周面に接し、かつゴム輪の上端フランジ部の上面に袋ナットの下端面が接してゴム輪の環状突部が外向きに反転した後、加熱軸を所定温度に加熱してスリーブの下端部を内側から外側に向かってラッパ状に拡径復元させゴム輪の環状突部を包み込むことにより外径が分岐口の口径よりも大きい拡径部に成形することを特徴とする分水栓の取付方法。
IPC (2件):
E03B 7/07 ,  F16L 41/08

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