特許
J-GLOBAL ID:200903001581140373
映像信号動き検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武田 元敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-314698
公開番号(公開出願番号):特開平5-153560
出願日: 1991年11月28日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】 ノイズやフリッカが重畳してなる入力映像信号から真の動きのみを精度よく検出できる方法を提供する。【構成】 入力映像信号と遅延された1フレーム前の映像信号との差信号Δ(i,j)で画像の動きの検出を行う際、対象画素を中心とした複数の周辺領域に区分し、中心に近い周辺領域に大きい画素の重み係数を割り当てて、周辺領域毎に、入力画像の差信号のレベルが、設定された上,下閾値(1),(2)をクロスする差信号の画素数を求め、領域に対応した重み係数を画素の画素数に乗算して補正画素数M,P,Zを算出して、対象画素に重みを付けた補正画素数により画像の動き検出を行う。
請求項(抜粋):
入力映像信号を1フレーム遅延させ、現入力映像信号と前記遅延された1フレーム前の前記映像信号との差信号Δ(i,j)を得、動き判定の対象となる対象画素を中心とした周辺(2N+1)×(2N+1)画素の前記差信号Δ(i+m,j+n)(-N<m,n<N)を利用して画像信号の動きの検出を行う方法において、前記周辺(2N+1)×(2N+1)画素を前記対象画素を中心とした複数の周辺領域A,Bに区分して、各周辺領域毎に画素の重み係数を割り当て、前記差信号のレベルに対し、上閾値と下閾値を設定し、ノイズの重畳した入力画像信号の差信号レベルが、前記周辺領域Aに対し、Δ(i+m,j+n)>上閾値を満たす領域に属する画素の画素数Paと、上閾値≧Δ(i+m,j+n)≧下閾値を満たす領域に属する画素の画素数Zaと、Δ(i+m,j+n)<下閾値を満たす領域に属する画素の画素数Maとを求め、周辺領域Bに対し、Δ(i+m,j+n)>上閾値を満たす領域に属する画素の画素数Pbと、上閾値≧Δ(i+m,j+n)≧下閾値を満たす領域に属する画素の画素数Zbと、Δ(i+m,j+n)<下閾値を満たす領域に属する画素の画素数Mbとを求め、上記各領域に対応した重み係数を、前記領域に属する画素の画素数Pa,Pb,Za,Zb,Ma,Mbに乗算してP補正画素数,Z補正画素数,M補正画素数を算出して、該P補正画素数,Z補正画素数,M補正画素数により画像の動き検出を行うことを特徴とする映像信号動き検出方法。
IPC (2件):
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