特許
J-GLOBAL ID:200903001584430275

水中のリン除去方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-235309
公開番号(公開出願番号):特開平7-088497
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 消火汚泥の脱水濾液を対象としてリンを除去することにより、処理水のリン濃度を低減するとともに流入水のDOが上昇した場合であってもリン除去能力に支障が生じないリン除去方法及び装置を提供することを目的とする。【構成】 流入水11に溶存酸素計40と流量計41を付設する一方、脱水濾液一時貯留槽にpH計43とpHフィードバック制御装置44及びアルカリ注入装置45とを配備し、嫌気-好気槽42で消化処理して濃縮した消化汚泥に高分子凝集剤を注入してから脱水機25により脱水処理し、脱水濾液のリン濃度及び流入水の溶存酸素に関するデータからリンとリン除去用薬品との化学量論的関係に基づく薬品注入率を演算し、この薬品注入率に脱水濾液及び流入水の流量に関するデータを乗じて最終薬品注入率を決定して脱水濾液にリン不溶化試薬を注入してリン不溶化処理を実施するようにしたリン除去方法及び装置を提供する。
請求項(抜粋):
流入水を嫌気-好気性の汚泥消化槽に導いて処理し、且つ濃縮した消化汚泥に高分子凝集剤を注入してから脱水機により脱水処理し、脱水濾液のリン濃度を測定して、該リン濃度に関するデータからリンとリン除去用薬品との化学量論的関係に基づいて最終薬品注入率を演算し、この最終薬品注入率に基づいて薬品注入装置から脱水濾液一時貯留槽に対する薬品の注入を行い、リン不溶化処理を実施してから該脱水濾液を返流水として再度水処理系によって処理するようにした水中のリン除去方法において、前記流入水に溶存酸素計と流量計を付設する一方、脱水濾液一時貯留槽にpH計とpHフィードバック制御装置及びアルカリ注入装置とを配備し、脱水濾液のリン濃度及び流入水の溶存酸素に関するデータとからリンとリン除去用薬品との化学量論的関係に基づく薬品注入率を演算し、この薬品注入率に脱水濾液及び流入水の流量に関するデータを乗じて最終薬品注入率を決定して、この最終薬品注入率に基づいて脱水濾液にリン不溶化試薬を注入してリン不溶化処理を実施することを特徴とする水中のリン除去方法。
IPC (4件):
C02F 3/30 ,  C02F 9/00 501 ,  C02F 9/00 502 ,  C02F 9/00 503

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