特許
J-GLOBAL ID:200903001586128215

画像符号化処理方法および画像復号化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-093480
公開番号(公開出願番号):特開平5-268484
出願日: 1992年03月18日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 画像データの量を少なく押さえながら、必要な対象物画像の劣化を防止する画像符号化処理方法と画像復号化処理方法を提供する。【構成】 原画像のデータを第1画素ブロック分割部2で大きな画素ブロックに分割し、これらの画素ブロックを、与えられた輪郭データに基づき画素ブロック判別部4によって対象物ブロック群と非対象物ブロック群に分類する。前者に属する画素ブロックをさらに細分割して第1の圧縮部6によって低圧縮率で圧縮し、一方の非対象物ブロック群については、第2の圧縮部7によって高圧縮率で圧縮する。また、復元に際してはそれぞれの圧縮部の圧縮に対応する伸長処理により画像データを伸長し合成する。【効果】 必要な画像の画質を鮮明に維持しながら、画像データの量を飛躍的に少なくすることができる。
請求項(抜粋):
与えられた画像の画像データを圧縮するために前記画像データを符号化する方法であって、(a) 符号化処理の対象となる画像において対象物の輪郭を設定して輪郭データを形成する工程と、(b) 前記符号化処理の対象となる画像を複数の画素ブロックに分割する第1の画素ブロック分割工程と、(c) 前記輪郭データに基づき、前記画素ブロックを対象物画像を含む対象物ブロック群と、対象物画像を含まない非対象物ブロック群とに、分類する工程と、(d) 前記対象物ブロック群に属する画素ブロックについて、さらに複数の画素ブロックに分割して細分割ブロック群を形成する第2の画素ブロック分割工程と、(e) 前記細分割ブロック群に属する画素ブロックについてはそれぞれ比較的低い圧縮率が得られる第1の符号化処理をするとともに、前記非対象物ブロック群に属する画素ブロックについては比較的高い圧縮率が得られる第2の符号化処理をすることによって、前記複数の画素ブロックのそれぞれについて符号化された画像データを得る工程と、(f) 前記複数の画素ブロックのそれぞれについて、前記対象物ブロック群と前記非対象物ブロック群のうちのいずれに属するかを表現する属性データを作成して前記符号化された画像データに付随させる工程と、を備えることを特徴とする画像符号化処理方法。
IPC (3件):
H04N 1/413 ,  G06F 15/66 330 ,  H04N 1/415
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-181280
  • 特開昭62-008658
  • 特開平3-178286

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