特許
J-GLOBAL ID:200903001595364517
複列アンギュラ玉軸受の測定方法および組立方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-024582
公開番号(公開出願番号):特開平9-196605
出願日: 1996年01月18日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】 複列アンギュラ玉軸受の製造にかかるコストを低減する。【解決手段】 ケース1の軌道溝6、7の少なくとも一方には基準径のボール18、19を嵌め込む。また、分離形インナレース4、5の間に基準スぺーサ17を同軸状に介在させて、軸受の仮組立てを行う。そして、基準スぺーサ17により延長されたインナレースの軌道溝6、7の間におけるケース1および複列ボール2、3の軸方向可動距離Xを測定する。該定値と基準スぺーサ長さLとの差から、基準径のボール18、19と置換して軸受に所望のアキシャルすきまを設けるためのボール2、3の階級を求める。そして、ボールの置換を行い、基準スぺーサ17を取り除いて組立を完了する。マッチング測定が1行程で終了するので、測定誤差が累積する恐れがなく、アキシャルすきまを正確に求めることが可能となり、軸受完成後の全数点検も不要となる。
請求項(抜粋):
ケースと複列のボールと分離形インナレースとを有するアンギュラ玉軸受の、前記ケースの軌道溝には所定径のボールを嵌め込み、前記分離形インナレースの間に所定長の基準スぺーサを同軸状に介在させて軸受の仮組立てを行い、前記基準スぺーサにより延長されたインナレースの軌道溝間におけるボールの軸方向可動距離を測定し、該測定値と前記基準スぺーサ長さと前記ボール径から、該軸受のアキシャルすきまを求めることを特徴とする複列アンギュラ玉軸受の測定方法。
IPC (3件):
G01B 5/14
, F16C 19/18
, F16C 43/04
FI (3件):
G01B 5/14
, F16C 19/18
, F16C 43/04
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