特許
J-GLOBAL ID:200903001596813366

設備の異常監視装置、及びその異常監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-306555
公開番号(公開出願番号):特開平10-149215
出願日: 1996年11月18日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 各種設備の異常に関しても、異常元の同定を短時間で行なう。【解決手段】 動作させる順番に至ったアクチュエータを指定する動作指令が出力されてから、そのアクチュエータに対する起動信号が出力される迄の動作待ち時間を計測する(S1,2,3)。そして、この動作待ち時間が予め定められた動作待ち許容時間を越えているか否か判断し(S4)、動作待ち許容時間を越えている場合には、このアクチュエータは、動作未開始異常であるとする(S5)。また、起動信号が出力されたアクチュエータに対して、この起動信号が出力されてから、このアクチュエータが動作完了する迄の実動作時間を計測する(S2,7,8)。そして、この実動作時間が予め定められた実動作許容時間を越えているか否かを判断し(S9)、実動作許容時間を越えている場合には、このアクチュエータは、動作未終了異常であるとする(S10)。
請求項(抜粋):
起動信号の入力により所定の動作を行う1以上のアクチュエータと、1以上の該アクチュエータの動作をそれぞれ検知する1以上のセンサとを備えている設備であって、1以上の前記アクチュエータのうち、動作させる順番に至ったアクチュエータを指定する動作指令を出力するアクチュエータ間動作順序管理手段と、該動作指令によって指定されたアクチュエータに対する起動条件が満たされると、該アクチュエータに起動信号を出力する起動制御手段とを備えている制御装置によって制御される設備の異常監視装置において、1以上の前記アクチュエータのうち、前記動作指令によって指定された該アクチュエータに対して、該動作指令が出力されてから前記起動信号が出力されるまでの動作待ち時間が、予め定められた動作待ち許容時間以内か否かを監視する動作待ち時間監視手段と、1以上の前記アクチュエータのうち、前記起動信号が出力された前記アクチュエータに対して、該起動信号が出力されてから、該アクチュエータの動作を検知する前記センサから該アクチュエータの動作終了信号が出力されるまでの実動作時間が、予め定められた実動作許容時間以内か否かを監視する実動作時間監視手段と、前記動作待ち時間が前記動作待ち許容時間を越えた場合には、前記アクチュエータの動作未開始異常の旨を出力し、前記実動作時間が前記実動作許容時間を越えた場合には、前記アクチュエータの動作未終了異常の旨を出力する異常出力手段と、を備えていることを特徴とする設備の異常監視装置。
IPC (3件):
G05B 23/02 301 ,  G05B 23/02 302 ,  G06F 11/30 310
FI (3件):
G05B 23/02 301 Y ,  G05B 23/02 302 Y ,  G06F 11/30 310 A
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭59-205613
  • 特開昭55-102012
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-205613
  • 特開昭55-102012

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