特許
J-GLOBAL ID:200903001608162609

鉄筋コンクリート壁の構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-332929
公開番号(公開出願番号):特開平5-141025
出願日: 1991年11月22日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 主筋を構成する縦横の鉄筋を格子状に形成した状態でPC版側のシアコネクタに連結することで、鉄筋の配筋作業をさらに簡素化できるようにした。【構成】 鉄筋コンクリート壁は、PC版からなる外壁版1と、PC版からなる内壁版2とを備えている。外壁版1と内壁版2の対向面には格子状に形成された一対の壁主筋6が配置されている。前記外壁版1,及び内壁版2の対向面には、トラス状に突出する多数のシアコネクタ10が配置され、壁主筋6を前記各シアコネクタ10の突端に位置決め配置し、両者の接触部になまし鋼線などからなる結束線11をからげて結束することにより、壁主筋6は外壁版1,内壁版2の表面に所定の隙間dをあけて固定配置される。この後、現場打ちコンクリートを空間D内に打設すれば、内外壁版1,2の間に一対の壁主筋6を内部に一体化した現場打ちの鉄筋コンクリート層12が完成する。
請求項(抜粋):
一面に縦横規則的に配列された状態に突出するトラス状のシアコネクタを設けたPC版を、前記シアコネクタがコンクリート打設面に向うように配置し、かつコンクリート打設面側の空間に壁主筋を配置した状態でコンクリートを打設することにより、前記PC版を表面側とする鉄筋コンクリート壁を構築する方法であって、前記壁主筋を格子状に形成し、該壁主筋を前記各シアコネクタの先端に結束線を介して連結し、前記各PC版との間に所定の隙間を設けて対向配置することを特徴とする鉄筋コンクリート壁の構築方法。

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