特許
J-GLOBAL ID:200903001609886538

一体に形成された全長さのスリーブと構成要素の整合前成形体とを有する封入型トランスデューサ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-515236
公開番号(公開出願番号):特表2000-500564
出願日: 1996年10月10日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】封入型トランスデューサ(10)は、前端(22)と、後端(24)とを有する射出成形した封入体(20)を備えている。該封入体(20)は、前端(22)の基端側にある検出要素、又はコイル(90)と、後端(24)から突き出す情報伝達媒体(120)の一部分とを覆う、硬化した成形可能な材料の単一体である。構成要素の整合前成形体(40)が検出要素(90)を情報伝達媒体(120)に作用可能に接続する。保護スリーブ(150)がコイル(90)の上方にてトランスファー成形され且つ前成形体(40)と相互に係止されており、これにより、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体(170)を形成する。このスリーブ付きコイル及びケーブルの組立体(170)は、自己接着性があり、また、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体(170)に接着する、耐久性のある封入体(20)を提供する射出成形工程により封入される。スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体(170)は、封入体(20)内にて左右対称に配置され、封入体(20)は、検出要素(90)の最前端部分に沿って均一な厚さ「T」を有する一体に形成された保護壁を有する。
請求項(抜粋):
情報伝達センサ及びハウジングにおいて、 前面と、背面と、空気コアと、該前面から該後背面まで伸長する本体とを有する検出要素と、 該検出要素に作用可能に接続されたケーブルと、 前記検出要素及び前記ケーブルに作用可能に接続された電気絶縁性の構成要素の整合前成形体と、 前記検出要素の前記前面と面一にして且つ前記検出要素の前記本体の外面の上方でトランスファー成形された保護スリーブであって、前記ケーブルの一部分と前記検出要素の前記前面の上方に位置し且つ該一部分と前記前面との間を伸長する保護スリーブと、 該保護スリーブを前面構成要素の整合前成形体と相互に係止させる第一の相互係止手段であって、前記保護スリーブと一体に形成され、該スリーブの内面から伸長して離れ、前記スリーブを前記前成形体内に機械的に相互係止させ得るように該前成形体内に配置された少なくとも1つの通路内まで伸長する第一の相互係止手段と、 前記検出要素の前記前面から所定の長さの位置にて前記スリーブと一体に形成され、少なくとも1つの摺動可能な支持ピンを受け入れる手段であって、前記検出要素の前記前面を射出成形金型キャビティから正確な長さの位置に隔てる手段と、 前記検出要素と、前記ケーブルの一部分とを覆う、硬化した射出成形材料の単一体であって、前記検出要素の前記前面に対して略平行で且つ該前面と直接当接し、該前面から均一に伸長して離れる、中断しない略均一な厚さの前壁を有する継目無しの質量体を画成し、前記検出要素と前記ケーブルの一部分に外接する、中断しない側壁内に無継目状態で遷移する射出成形材料の単一体とを備え、前記側壁が前記スリーブの前記受け入れ手段内に伸長し且つ該受け入れ手段と確実に係合する、一体に形成された少なくとも1つの伸長部を有する、情報伝達センサ及びハウジング。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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