特許
J-GLOBAL ID:200903001615408290

金属床義歯における維持装置と義歯床との接合方法およびその金属床義歯並びにその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 良博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-207577
公開番号(公開出願番号):特開平10-033566
出願日: 1996年07月19日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】 維持装置2をコバルト基合金により、又、義歯床3を純チタンまたはチタン合金により形成し、義歯床3に対する掛止用切込みまたは突起4を有する床連結部5を突設した維持装置2をワックスにより形成後、当該ワックスを用いて維持装置2を鋳造するとともに、維持装置2における床連結部5に義歯床3を構成する純チタンまたはチタン合金よりなる鋳込み湯を絡ませ、床連結部5の掛止用切込みまたは突起4を介して維持装置2と義歯床3とを接合させる。【効果】 金属鋳造床や維持装置の連結上の問題や成形上の問題や生体上の親和性薄肉性等の問題を解消できる。ロウ着や合成樹脂による接合の場合ような、位置ずれが生ぜず、加熱による変形も起らず、異なった金属よりなる維持装置と義歯床とを強固に結合させることができる。
請求項(抜粋):
歯科補綴における維持装置と義歯床とをそれぞれ異種金属により構成し、当該維持装置をコバルト基合金により形成し、当該義歯床を純チタンまたはチタン合金により形成し、当該異種金属により構成された維持装置と義歯床とを接合する方法であって、当該義歯床に対する掛止用切込みまたは突起を有する床連結部を突設した当該維持装置をワックスにより形成後、当該ワックスを用いて当該掛止用切込みまたは突起を有する床連結部を突設した維持装置を鋳造するとともに、当該維持装置における当該床連結部に当該義歯床を構成する純チタンまたはチタン合金よりなる鋳込み湯を絡ませ、当該コバルト基合金よりなる鋳造維持装置に純チタンまたはチタン合金よりなる鋳造義歯床を当該床連結部を介して接合させることを特徴とする金属床義歯における維持装置と義歯床との接合方法。
IPC (3件):
A61C 13/007 ,  A61C 13/01 ,  A61C 13/10
FI (2件):
A61C 13/01 ,  A61C 13/10

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