特許
J-GLOBAL ID:200903001615930620
中圧下にて重留出油を水素化分解する方法
発明者:
,
,
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-503700
公開番号(公開出願番号):特表2001-503451
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】中圧下にて重留出油を水素化分解することにより、中間留出物を製造する方法は、連続的な貫流操作にて、ハイドロファイニング触媒および水素化分解触媒を使用する。350°C生成物への貫流容量転化率は、80容量%である。中間留出物の収率および選択性は、それぞれ、40重量%より高く、50重量%未満である。この方法は、1500ppmwまでの窒素含量、3.5重量%までのイオウ含量および500°Cより高い沸点範囲の乾点を有する重留出油を処理して、改質プロセス用の原料、ジェット燃料、低イオウ含量ディーゼル、触媒分解器用の原料およびエチレン製造用の原料を生成するのに、特に適当である。
請求項(抜粋):
重留出油を水素化分解することにより、中間留出物を製造する方法を提供し、該方法は、以下の工程を包含する: (1)該重留出油を、ハイドロファイニング条件下にて、ハイドロファイニング触媒と接触させて、該重留出油をハイドロファインすること;および (2)該ハイドロファイン重留出油を、中間体分離することなく、水素化分解条件下にて、水素化分解触媒と接触させて、該ハイドロファイン重留出油を水素化分解すること、 該ハイドロファイニング触媒は、該触媒の全量を基準にして、1〜5重量%の酸化ニッケル、12〜35重量%の酸化タングステン、1〜9重量%のフッ素、および残量の複合アルミナ(担体として)から構成され、該複合アルミナは、1種またはそれ以上のミクロ細孔アルミナおよび1種またはそれ以上のマクロ細孔アルミナから構成され、ここで、ミクロ細孔アルミナとマクロ細孔アルミナとの重量比は、75:25〜50:50であり、ここで、ミクロ細孔アルミナは、その細孔容量の95%より高い割合が、80オングストローム未満の細孔直径であるような細孔サイズ分布を有するのに対して、マクロ細孔アルミナは、その細孔容量の70%より高い割合が、60〜600オングストロームの範囲の細孔直径であるような細孔サイズ分布を有し、ここで、上記細孔サイズ分布は、窒素吸着のBET法により、測定される; 該水素化分解触媒は、該触媒の全量を基準にして、0.5〜5.0重量%のフッ素、2.5〜6.0重量%の酸化ニッケル、10〜38重量%の酸化タングステン、および担体から構成され、該担体は、20〜90重量%のアルミナおよび10〜80重量%のゼオライトから構成され、ここで、該ゼオライトは、NH3-TPDで測定した1.0〜2.0mmol/gの酸性度強度価を有するメソ細孔またはマクロ細孔ゼオライトであり、該アルミナは、NH3-TPDで測定した0.5〜0.8mmol/gの酸性度強度価を有する。
IPC (7件):
C10G 65/12
, B01J 27/132
, B01J 29/076
, B01J 29/16
, B01J 29/26
, C10G 45/08
, C10G 47/16
FI (7件):
C10G 65/12
, B01J 27/132 M
, B01J 29/076 M
, B01J 29/16 M
, B01J 29/26 M
, C10G 45/08 A
, C10G 47/16
引用特許:
審査官引用 (4件)
-
特開昭61-126196
-
特開昭62-262750
-
特開昭57-204231
前のページに戻る