特許
J-GLOBAL ID:200903001621097794

マイクロホンシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 千幹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-109633
公開番号(公開出願番号):特開2000-305594
出願日: 1999年04月16日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】【課題】 騒音源の位置に関係無く大きなSN比の改善効果が得られるようにする。【解決手段】 非音声認識時に、第1のマイクロホン1の出力を目標信号、第2のマイクロホン2の出力を参照信号として適応信号処理を行ってノイズリダクション量を求め、ついで、第2のマイクロホン2の出力を目標信号、第1のマイクロホン1の出力を参照信号として適応信号処理を行ってノイズリダクション量を求め、ノイズリダクション量が大きい方のマイクロホン出力選択状態及びその時のフィルタ係数を保存し、以後、上記ノイズリダクション量の大小に基づく保存処理を繰り返し、音声認識に際して、保存してあるマイクロホン出力選択状態に基づいて各マイクロホンの出力を目標信号、参照信号として決定し、又、保存してあるフィルタ係数を適応フィルタ3bに設定する。
請求項(抜粋):
第1、第2の2つマイクロホン、非音声認識時に一方のマイクロホンから出力する信号を目標信号、他方のマイクロホンから出力する信号を参照信号として適応信号処理を行って適応フィルタの係数を決定する適応信号処理部を備え、音声認識時に前記決定したフィルタ係数を適応フィルタに設定して話者音声信号のSN比を改善するマイクロホンシステムにおいて、第1、第2のマイクロホン出力をそれぞれ目標信号、参照信号として選択的に切り替える切替手段、ノイズリダクション量が大きい方のマイクロホン出力選択状態及びその時のフィルタ係数を保存する手段、非音声認識時に、第1のマイクロホンの出力を目標信号、第2のマイクロホンの出力を参照信号として適応信号処理を行わせてノイズリダクション量を求め、ついで、第2のマイクロホンの出力を目標信号、第1のマイクロホンの出力を参照信号として適応信号処理を行わせてノイズリダクション量を求め、ノイズリダクション量が大きい方のマイクロホン出力選択状態及びその時のフィルタ係数を保存し、以後、上記ノイズリダクション量の大小に基づく保存処理を繰り返し、音声認識に際して、前記保存してあるマイクロホン出力選択状態に基づいて各マイクロホンの出力を目標信号、参照信号として決定し、又、保存してあるフィルタ係数を適応フィルタに設定する処理部、を備えたことを特徴とするマイクロホンシステム。
IPC (3件):
G10L 15/20 ,  G10L 21/02 ,  H04R 3/00 320
FI (3件):
G10L 3/02 301 E ,  H04R 3/00 320 ,  G10L 3/02 301 F
Fターム (2件):
5D015EE05 ,  5D020BB07

前のページに戻る