特許
J-GLOBAL ID:200903001621473303

穿刺具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早瀬 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-143272
公開番号(公開出願番号):特開2006-314718
出願日: 2005年05月16日
公開日(公表日): 2006年11月24日
要約:
【課題】 製造工程を簡略化し、ランセットの複数回刺通を防止可能であり、かつ、血液付着の可能性の高い部分に触れることなく、穿刺針を取り外し可能であり、感染防止効果をもった穿刺具を提供する。【解決手段】 プランジャ2に、一部回動規制をつけたレバー3を設け、引きバネ4の収縮復元力により前方への付勢力を得、付勢力を与えられなくなった位置よりプランジャ2の慣性でさらに前進する際、レバー3が梃になって引きバネ4が再度伸張され、これにより、その復元力でプランジャ2を後端方向に付勢することとした。 また、穿刺針カートリッジの穿刺針カバーを押し出すことにより、穿刺針をカバー内に収納すると同時に、穿刺針カートリッジを穿刺具から取り外すこととした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
前端に開口部を備えるハウジング内に、穿刺針を離脱可能に保持し、前記ハウジングの前後方向に摺動可能に保持されるプランジャと、 前記プランジャをその前後方向に付勢する引きバネとを備える穿刺具であって、 前記プランジャには、その後方に該プランジャに設けられた回転軸を中心に一定範囲内で回動可能なレバーが取り付けられ、 前記引きバネの前端は、前記ハウジング内に固定される第1の引きバネ固定片に固定され、 前記引きバネの後端は、前記回動可能なレバーに設けられた第2の引きバネ固定部に掛止され、 前記第2の引きバネ固定部は、前記プランジャの後端側への移動に連動して後端側へ移動して、前記引きバネを該穿刺具の軸方向に伸張させ、 前記引きバネは、その軸方向への伸張により生じる復元力により、前記プランジャを、前記第2の引きバネ固定部、および前記レバーを介して前記ハウジングの前端方向へ付勢し、 前記プランジャが、該前端方向への付勢力により前端方向に移動する際に、前記回動可能なレバーの、前記回転軸と前記第2の引きバネ固定部との間の側縁部に、前記ハウジングに設けられた支点軸が接触するが、該接触したのちも、前記プランジャは慣性力によりさらに前方に移動しながら、前記支点軸が前記回動可能なレバーを後方に押し下げることにより、前記引きバネは前記回動可能なレバーを通じて再び伸張され、該引きバネは、その再びの伸長による復元力により前記プランジャを後端方向に付勢する、 ことを特徴とする穿刺具。
IPC (1件):
A61B 5/153
FI (1件):
A61B5/14 300F
Fターム (3件):
4C038TA02 ,  4C038UE03 ,  4C038UF08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 穿刺具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-057070   出願人:テルモ株式会社

前のページに戻る